300億円超の巨額契約も…朗希は「お金じゃない」 代理人が熱弁、メジャー挑戦の“真意”
佐々木朗希の代理人がメディア対応した
ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手について、代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が30日(日本時間31日)、オンライン会見に応じた。ウルフ氏は佐々木のメジャー挑戦への思いについて「金持ちになりたいから、ここに来るのではない」と語った。 【写真】「いつ見ても奥さま綺麗」 日本人メジャーリーガーの隣で青色のドレスで微笑む夫人 すでに20球団が興味を示しているとされるなか、ウルフ氏は「彼には向上心がある。お金で動いている選手ではない。彼は史上最強の選手の一人になりたいのだ。私にはそれをはっきりと感じる。彼は(史上最強の選手になるには)挑戦する必要があることを理解している」と語った。 さらに、2023年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加したことも大きな影響を与えていると推測。「彼はダルビッシュやオオタニと一緒に過ごし、前半戦はイマナガが圧倒する活躍も見た。あくまでも私の意見で彼の思いではないが、次のレベルに行くには、世界で最高の選手と毎日対戦しないといけないことに彼は気がついたんだと思う。そしてMLBの球団が持つ全てのリソースの力も借りて、MLB史上最強の投手の一人になりたいのだ。だから彼はここに来るのだ」と私見を述べた。 ウルフ氏のこの日のメディア対応を受けて米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者はX(旧ツイッター)に「ジョエル・ウルフ代理人が、2年待たず最低2億ドル(約313億円)を犠牲にしてまでも、ササキ・ロウキが今すぐにMLB移籍を希望する理由を語った」と投稿。佐々木の野球選手としての“向上心”の高さを伝えていた。
Full-Count編集部