天気予報でよく耳にする「アメダス」とは?導入から半世紀 線状降水帯予測には課題 鹿児島
気象庁はアメダスの強化などで、線状降水帯の発生を当初およそ25%の的中率で予測できるとみていましたが、今年は10%ほどにとどまっています。 (鹿児島地方気象台 山本孝祐技官)「全国には湿度計に置き換わっていない地点もある、それが置き換わると精度向上につながると考えている。観測がない限り、予報モデルが正確でも将来を予測できない」 「すべてにおいて基本となる根幹となるデータがアメダスだと思っている」 この半世紀、天気の予測や防災に役立てられてきたアメダス。近年、相次ぐ異常気象の予測には技術の進歩も期待されます。 (気象予報士) 観測機器の更新や維持には当然、コストがかかり、予算も限られるわけですので、限られた観測データを使って気象予測の精度の向上につなげることも求められると思います。 (キャスター) アメダスのデータは誰でも見れる? (気象予報士) 観測データは、気象庁のホームページでも見られますし、MBCのホームページからも今の天気や気温、雨量をご覧いただけます。ぜひのぞいてみてください。
南日本放送