『バス釣り上達100のヒント』CH.6・前編「本場アメリカでもトピックスされる、ライブスコープの行方」【帰ってきた、シン・ネバギバ。】清水盛三、インタビュー連載!!
毎回語り尽くしのネタ満載トークインタビュー・清水盛三「帰ってきたシン・ネバギバ。」。連載6回目前編は、大好きな野球ネタからの、本場アメリカでも取沙汰されているライブスコープについて。B.A.S.S.のルール変更に伴って、今回も持論&本音をズバリ語っていただきました!! 【画像】「齢52歳にしてバサー・オールスタークラシック初優勝」吠えるモリゾーの写真
清水盛三 MORIZO SHIMIZU
1970年5月29日生まれ。大阪府出身。’97JBスーパーバスクラシックウィナー、’00JBワールドU.S.チャレンジinレイク・ミード優勝を経て渡米。老舗トーナメント団体B.A.S.S.が主催するエリートシリーズやFLWなどに参戦。2018年をもって引退、17年間の米国競技生活にピリオドを打った後は日本国内の各メディアへの出演他、ご意見番として後輩の指導にあたる。バサー・オールスタークラッシック2022優勝。 <スポンサー> エバーグリーンインターナショナル、グローブライド、東レ・モノフィラメント、グレンフィールド、モーターガイド、マーキュリー、カラーズインターナショナル、ALL of FAN <バスマスター通算成績> ●B.A.S.S. ’01ウェスタンオープンでデビュー。1シーズン目で、翌年からのツアー参戦権を獲得。公式戦出場151回、クラシック出場3回、2006年にエリート・ケンタッキーレイク戦優勝、入賞66回(優勝:1回、準優勝:2回、トップ10:9回、トップ20:21回、トップ30:34回)。獲得賞金77万1299ドル(約1億1801万円 *1ドル153円換算)。
B.A.S.S.の来期レギュレーション変更が選手にもたらす影響とは?
“ゴジラ”松井、東京ドームで吠える…引退しても一流は色褪せない!! ――モリゾーさん、お疲れ様です。あれほどまでに暑かった気候も一気に進みましたね! 清水「ホンマやね~。今年も台風やら来襲したりしたけど、ソレもあっという間やったね。つい先日まで半袖Tシャツ、みたいなノリやったけど…なんか、日本の四季も急激に変化するようになっちゃったね。今年も酷暑は終わり、アツさもヒト段落…やけど、別の意味でアツいことが起きてますワ」 ――ひょっとして、大谷選手の? 清水「そう。50-50(フィフティ・フィフティ:50本塁打&50盗塁を記録)。達成したよね~。この記録、メジャーリーグの歴史上、初やで。史上初。コレがどういうことか解かります?」 ――なんだかその偉業スケールが大きすぎて、もう神の存在的な…。 清水「でしょう(笑)。実は40-40を達成した選手すら、5人しかいない。それだけ、達成するのが難しい記録ということですワ。もちろん、超一流アスリートとして歴史に名を刻む選手たちは、そのレベルに達するまでに想像を絶するような努力をしていると思うし、心技体のどれも欠けてもおそらく無理やろうから…まあ、とにかく、ホンマ素晴らしい。大谷選手を心から讃えたいですね。それとね、もうひとつ、アツい出来事が…」 ――ほう? それは? 清水「先だっての東京ドームでの出来事。イチローさんが組んでいるアマチュアの野球チーム『KOBE CHIBEN』と高校野球女子選抜との対戦カードで、あの松井秀喜さんがイチローさんのチームで出場したんですよ。松阪大輔さんと一緒にね」 ――めちゃ豪華なメンツですね! 清水「でね、終盤の八回に、なんと松井さんが豪快なホームランをかっ飛ばしたんですワ!!」 ――マジすか…魅せますねぇ。。。 清水「齢50過ぎにして、右越えに本塁打って、さすが、元ヤンキースの4番打者。ゴジラ健在ですワ~」 ――メチャクチャ素敵ですね。カッコいい! 清水「せやねん。大谷選手もそうやけど、第一線から離れたイチローさんや松井さん達も、こうやってここぞという時にキメてくる。彼らの活躍は、今の僕にとって、いい意味でメッチャ刺激になりましたワ。気持ち的にも引き締まったよ。やる時はやる、決めるときはキメる…カッコええ大人のアングラーとして、まだまだ精進しないとね」