「年金はたくさんもらいたい!」公的年金だけで”月額30万円以上”は高望み?その割合や年収目安とは
公的年金以外の備えで老後の人生に彩りを
厚生年金「月額30万円以上」を受け取っている人の割合を確認しましたが、実際には全体で0.1%未満となっており、非常に難しい水準であることがわかります。 年金がたくさんある方が安心だと考える方は、繰下げ受給で年金を増やすことも検討しておきたいところです(デメリットも認識が必要です)。 また、できるだけ年金を増やすなら長く働くことが有効ですが、同時に働けなくなるリスクに備えた保険の検討や、個人年金保険による「私的年金の上乗せ」も考えておきましょう。 iDeCoやNISAといった制度を使い、老後に備える方もいます。 自分に合う方法はそれぞれですし、リスク許容度も異なります。まずは情報収集から始め、老後の人生に彩りを加えたいですね。
参考資料
・日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」 ・厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」 ・日本年金機構「老齢年金ガイド 令和6年度版」 ・太田彩子(LIMO)「【羨ましい】厚生年金「月額30万円以上」は何%? 受給額30万円を目指すための年収目安も」 ※上記記事の数値を一部記事内に引用しています
太田 彩子