【ABC特集】パチンコ中に「脳汁がぶわっと出て」やめたくてもやめられない・・・水原一平氏が告白した「ギャンブル依存症」国内で推定275万人 家族も仕事も失い、時には犯罪も 逃れられない恐怖
(50代女性)「(Q:起訴状を受け取った時は)頭が真っ白になりましたね。刑務所、行かなあかんというのを身近に感じた」 去年6月、書店で17冊のマンガを転売する目的で万引きをしました。パチンコ代を稼ぐためだったといいます。 「そんときは頭がね、もう依存症なので、パチンコ、ギャンブルの依存症なので。もうそれしか思い浮かんでないから、お金がないからそういうことしたとか、飛んじゃってるんですよね」
拘置所の中では、何度も家族に宛てて反省文を書きました。 「もう何十年ギャンブルにはまり、父・母のお金、娘のお金、大事な物、たくさん奪ったよね。本当にごめんなさい。」 女性はいま、身元引受人となったグループホームの一室で一人で生活しています。
(記者)「おにぎりとかよく作られてました?」 (女性)「娘が小さいときに子どものおにぎりを。食べへん子やったから。おにぎりをいっぱい作ってました」 女性は、障害者のための作業所で働き、友達ができました。 まだパチンコとの縁は切れませんが、週に1回、3000円までの限度で楽しむことができるようになりました。
「(Q:ちゃんとした人間関係を築くことで抜け出せた?)そうですね、やっぱりこう、決まった時間に起きて、決まった時間に(作業所に)行って、帰ってきてのんびりして何かすることしてみたりとかして。で、限られたお金で生活をしていくことの難しさが身にしみてこの1年思いましたね」 「信じられる人ばっかりやったのも恵まれたのかなというのはあって・・・」 女性は周囲のサポートを受けながら、少しずつ、ギャンブルなどで失った時間を取り戻しています。 (『newsおかえり』2024年4月5日放送分)
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