藤波辰爾 70歳でシングル激闘15分44秒!高橋ヒロムに感じた「新日本魂」「新日ジュニアは健在」
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「プロレス・ドラディション」(22日、後楽園ホール) 藤波辰爾(70)がシングル戦を高橋ヒロム(34)と行った。世代・時代を超越した新日本ジュニアの頂点対決は、15分44秒の激闘の末、ヒロムがタイムボムからの片エビ固めで勝利した。 試合中に膝を痛めた様子を見せた藤波だったが、なおも逆さ押さえ込みで起死回生の勝利を狙いに行く。これを免れたヒロムが乾坤一擲のタイムボムを炸裂させた。 バックステージでの藤波は清々しい表情だった。「新日本魂が入っているなと」「新日ジュニアは健在だ」とヒロムをたたえ、自身が70歳で激闘を演じたことには「レスラーっていうのは常にリングに上がる以上は無謀とかそういうのは全くないんだよね。自分は70っていう気持ちはないし」ときっぱり。「正直、20代、30代の動きはちょっときついね」と苦笑しつつも「言い訳はなし」と語った。