車の買い替えを検討していますが、「納車まで半年」と言われました。今すぐ車が必要なのですが、どのような方法で車を手に入れたらいいですか?
なんらかの理由で車が使えない場合には、代わりの移動手段が必要です。選択肢はいくつか挙げられますが、車を使う前提なら「カーリース・レンタカー・カーシェア」の3つが代表的でしょう。 そこで今回は、代表的な自動車貸し出しサービスをご紹介した上で、公共の交通機関を使った場合のコストと比較して解説します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
今すぐ車を入手する方法
まずは、今すぐ車が必要な場合に入手する手段について解説します。車の入手方法は新車・中古車購入など選択肢がいくつかありますが、購入では納車まで日数が必要です。そこで短期間で車を入手する方法としては、以下の3つが挙げられます。 ・カーリース ・レンタカー ・カーシェア これらの手段は、いずれも車を所有する方法ではなく、一時的に車を借りるサービスです。そのため、通勤用の車や急な用事で時間がない場合には利用しやすい便利な方法といえます。 ■カーリース カーリースとは、リース会社が購入した車を契約期間中だけ貸し出すサービスです。定額のリース料を払いながら借りるため、サブスクリプションに近い仕組みといえるでしょう。 リース契約は年単位であるケースが多く、原則として中途解約はできません。契約期間に応じて料金が決まる仕組みのため、中途解約には違約金が発生します。そのため、長期での使用を前提とした方法といえます。 ■レンタカー レンタカーとは、指定する期間だけ車を貸し出すサービスです。カーリースより短期で使うことができ、数時間~数日単位で契約できます。即日に車を用意できるため、急いでいる方におすすめの方法といえるでしょう。 レンタカーの扱いや使用後のルールは営業所によって異なりますが、原則として使用後に営業所へ返す方針がほとんどといわれています。数日だけの利用なら自宅においても問題ありませんが、最終的には車両を返しにいくようになります。 ■カーシェア カーシェアは、レンタカーよりもさらに短期の利用ができるサービスです。15分や30分など細かく利用時間を指定できるため、必要なときだけ使える点がメリットです。 また余白期間が発生しにくいため、無駄な料金を払いたくない方に向いています。使った分だけ支払う月払い方式のところもあり、予約もインターネットから簡単にできます。 ■車の貸し出しはコストがかかる お伝えした3つの方法は利便性が高く、購入よりも短い時間で車を用意できます。しかし、その分コストがかかる点には注意しなければなりません。そこで、カーリース・レンタカー・カーシェアにかかる費用項目についてご紹介します。