車の買い替えを検討していますが、「納車まで半年」と言われました。今すぐ車が必要なのですが、どのような方法で車を手に入れたらいいですか?
安平町「第10回FP講座『マイカーは買うか、借りるか、シェアするか」』より筆者が作成 いずれの方法でもサービス利用料に加えて、ガソリン代も発生します。利用料は契約期間や会社によって異なりますが、1日に数千円程度は見積もっておいたほうがいいでしょう。
コストを抑えるなら公共の交通機関を使おう
車は便利な移動手段ですが、方法はそれだけではありません。例えば、勤務地の近くにバス停や駅があるなら、公共の交通機関も使いやすいでしょう。そこで、公共の交通機関の平均費用について解説します。 ■公共の交通機関にかかる費用は自動車の4分の1 総務省統計局が発表する「家計調査」における自動車費用と公共の交通機関にかかる費用の平均支出額(1ヶ月間当たり)は、以下の通りです。
総務省統計局「家計調査/家計収支編 総世帯 詳細結果表(2023)」より筆者が作成 この表から、交通機関の費用は自動車関係費のおよそ4分の1であることが分かります。なお、自動車関係費は自動車の購入費と維持費を合わせた数字ですが、維持費だけでも1万4696円かかります。そのため、基本的に自動車で移動するより公共の交通機関を使ったほうが安上がりであるといえるでしょう。 ■公共の交通機関のメリット 公共の交通機関ならではのメリットは、以下の通りです。 ・運転しなくても利用できる ・料金が決まっている ・事故のリスクが少ない 公共の交通機関は自動車に比べて、安くて安心して利用できる点が主なメリットです。駅やバス停があるところにしか停まれないデメリットはありますが、目的地が近くになる場合には使いやすい手段といえるでしょう。
安く済ませるなら公共の交通機関
移動費の観点では、自動車移動より電車やバスなど公共の交通機関のほうが低コストです。自動車には移動の自由さがメリットとして挙げられる一方、維持費がかかります。 また貸し出しサービスを使えば、1日当たり数千円程度のコストが必要でしょう。そのため、最適な移動手段を考える際には目的地と用途に合わせることをおすすめします。 出典 総務省統計局 家計調査 / 家計収支編 総世帯 詳細結果表(2023) 安平町 第10回FP講座「マイカーは買うか、借りるか、シェアするか」 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部