大学駅伝3冠達成は過去に5校、国学院大の史上6校目の快挙はなるか…歴史を振り返る
そして5校目が22~23年シーズンの駒沢大だ。全日本で3連覇を果たしたチームにはエースの田沢廉(現・トヨタ自動車)、篠原倖太朗、鈴木芽吹(現・トヨタ自動車)などスピードランナーがそろい、99回箱根駅伝では4区で鈴木がトップに立つと、その後は一度も先頭を譲ることなく、10人全員が区間5位以内という安定感で2年ぶり8度目の総合優勝を飾った。
前回大会では2シーズン連続3冠という史上初の快挙を狙った駒沢大を青山学院大が抑えて優勝した。そして101回大会で注目されるのが国学院大だ。2月の大阪マラソンを日本人初マラソン最高記録で制したエースの平林清澄ら充実したメンバーで、出雲では駒沢大とのアンカー勝負に勝って5年ぶり2度目の優勝、そして全日本では青学大との激闘を制して初優勝した。史上6校目の三冠と箱根駅伝初優勝を狙う。(デジタル編集部)