御嶽海が“新トレセン”で子どもに胸を貸す 出羽海部屋が「木曽合宿」 地元の期待を背に名古屋場所で2ケタ勝利を
長野県上松町出身の御嶽海ら出羽海部屋の力士が恒例の「木曽合宿」に入りました。地元の期待を背に名古屋場所で2ケタ勝利を目指します。 木曽町の相撲場にやってきた御嶽海。名古屋場所前の恒例となっている出羽海部屋の「木曽合宿」が始まりました。 部屋で唯一の関取・御嶽海が若手に胸を貸します。 初日の27日は後援会など関係者に稽古を公開。 見学した人: 「いいんじゃないか、(体に)ハリもあって」 「頑張ってほしい、応援しています」 前頭7枚目で臨んだ先場所。前半は力強い相撲を見せ連勝を重ねます。 しかし、足のけがもあり後半は失速。それでも何とか8勝をあげ2場所連続で勝ち越しました。 7月14日から始まる名古屋場所は幕内初優勝を果たしたゲンのいい場所。2ケタ勝利を目指します。 御嶽海: 「名古屋場所は縁起のいい場所で好きな場所なので、勝ち越し以上をしっかり目指して自分の目指す相撲を徹底してやっていきたい」 一方ー。 2028年の国民スポーツ大会で相撲の会場となる木曽町は新たな土俵やトレーニングルームを備えたトレーニングセンターを整備。27日、御嶽海も参加し土俵開きが行われました。 御嶽海: 「っしゃあー!押せ押せ!」 早速、出羽海部屋の力士たちが御嶽海も在籍した木曽青峰高校相撲部や木曽相撲クラブの子どもたちに胸を貸しました。 木曽相撲クラブ・エレ・アキリウスさん: 「重くて、ちょっとしか押せなかった。粘ったけど、押し返された」 木曽相撲クラブ・藤谷海斗さん: 「御嶽海関みたいに大関になって、御嶽海関の記録を超えられる力士になりたい」 御嶽海: 「小学生も元気いっぱいですし、ここでしっかり自分の次を担う子が育ってほしいし、自分もそれに関わっていけたら」 木曽合宿は6月29日まで。最終日は一般に公開されるほか、御嶽海の土俵入りなども行われる予定です。
長野放送