青学大“横綱相撲”で8度目の総合V!6区・野村が圧巻区間新、8区・塩出が2年連続区間賞で駒大抑える/箱根駅伝
◇第101回箱根駅伝(東京・大手町~神奈川・箱根町往復/10区間217.1km) 箱根駅伝の復路が行われ、青学大が10時間41分19秒の大会新で2年連続8度目の総合優勝を果たした。 箱根駅伝の総合成績&順位変動グラフをチェック! まさに盤石の“横綱相撲”だった。往路を連覇していた青学大は、6区の野村昭夢(4年)が史上初の57分切りとなる56分47秒の区間新・区間賞で滑り出す。 7区の白石光星(4年)は区間9位で、駒大の佐藤圭汰(3年)の快走によりやや詰められたものの、8区の塩出翔太(3年)は2年連続の区間賞で再びリード。9区に入った主将の田中悠登(4年)も区間2位の力走で差を広げた。 1年生ながら10区の大役を任された小河原陽琉だが、十分なリード。原晋監督の言う「ピクニックラン」とまではいかずとも、粘る駒大をしのぐ、「強さ」を存分に発揮した2日間だった。 青学大は初優勝を飾った第91回(2015年)から4連覇。その後は昨年まで隔年で優勝を重ねてきたが、4連覇時以来の総合連覇となった。2度以上の連覇を重ねたのは、明大、早大、中大、日大、日体大、順大、大東大に続いて8校目となる。
月陸編集部