露天風呂とサウナ整備へ 和歌山県白浜町の「椿はなの湯」
和歌山県白浜町椿にある町立の地域振興施設「椿はなの湯」に、露天風呂とサウナが整備される。町は3日に開会する町議会12月定例会に関連予算を提案する。 【無人航空機の飛行へ 川崎重工が災害での活用探る、和歌山・白浜空港拠点の動画はこちら】 椿はなの湯は、2010年4月から町の指定管理者である一般社団法人椿共済組(白浜町椿)が運営している。 町によると、近年利用者が年間3万人を超えており、利用者へのアンケートで露天風呂やサウナの整備を望む声が多く寄せられていたという。 露天風呂とサウナは、施設屋外の庭園部分を改造して男女それぞれ整備する。サウナは紀州材ヒノキ製で4人用。来年3月の完成を目指す。 露天風呂は椿共済組が整備する予定で、事業費は約600万円(町が半分補助)。町が整備するサウナの事業費は約330万円。 ■12月議会に17件提案 町は、12月定例会に一般会計補正予算案など議案16件と報告1件を提案する。会期は18日までの16日間、一般質問は12、13日に予定している。 一般会計補正予算案は、5億770万円(補正後145億6670万円)。盛り込まれた主な事業は、ふるさと白浜応援寄付金(2億円)▽障害者自立支援給付費など(1億2046万円)▽鴨居漁港船揚場改修(1915万円)▽白浜町・九度山町・高野町広域観光協議会負担金(100万円)▽南紀白浜空港利用促進実行委員会補助金(300万円)▽茜・千畳茶屋給水設備改修(831万円)▽血深川河川改修(9700万円)など。
紀伊民報