25卒学生の「初任給の使い道」 3位「預貯金」、2位「好きなものを買う」、1位は?
2025年に卒業予定の学生は、初任給をどのように使うのか。三井住友銀行(東京都千代田区)が調査結果を発表し、半数以上がすでに使い道を決めており、1位は「家族や両親にプレゼントを買う、食事へ連れていく」で、65.2%が回答した。 【調査結果】「初任給の使い道」「学生のうちにやっておきたいこと」ランキング 新社会人が回答した初任給の使い道でも、1位は「家族や両親にプレゼントを買った、食事へ連れていった」(44.0%)だった。初任給の使い道として、学生から2番目に回答が集まったのは「好きなものを買う」だった一方、新社会人の2位は「預貯金する」だった。 これから社会人になる上での心境では「不安を感じる」(61.5%)が1位。「残りの学生生活を満喫したい」(47.5%)、「おっくうと感じる(まだ学生でいたい)」(34.0%)が続いた。 社会人になるまでにやりたいことや準備したいこととして最も回答が集まったのは「長期旅行や遊び」(51.0%)。2位は「家族や友人との交流」(48.0%)、3位は「アルバイトをして預貯金する」(42.0%)が続いた。 新社会人が回答した、社会人になるまでにやっておけば良かったこと、やっておいて良かったことの1位は「長期旅行や遊び」(42.5%)。2位は「家族や友人との交流」(41.5%)、3位は「語学留学や語学の勉強」(24.5%)だった。
お金の価値観、社会人になってどう変化した?
新社会人のうち、社会人になってお金の価値観や使い方に変化があったと回答した人は「ある」(28.0%)と「どちらかといえばある」(38.5%)を合わせて、6割超に達した。特に変化したものの1位は「給与で生活費をやりくりするようになり、価格をシビアに見るようになった」「預貯金を始めた、預貯金額を増やした」(ともに43.6%)。3位は「買い物や食事に使う単価が上がった」(42.9%)だった。 社会人だからこそ感じた「お金あるある」の1位は「想像以上に生活費や交際費にお金がかかり、手元に残る金額が少ない」。2位以下は「通勤や仕事での外出機会が増えるため、交通ICのオートチャージ機能が便利」「同期や友人の預貯金額との差に驚愕する」が続いた。 9月28~29日にインターネットで調査した。対象は全国に住む10~20代かつ、2025年4月入社の内定を持っている学生と、入社1~2年目の社会人。有効回答数は400人。
ITmedia ビジネスオンライン