小池都知事が定例会見11月24日(全文2完)築地の有効活用が都民にプラス
東京都の入札制度改革について
毎日新聞:毎日新聞の〓ハガ 00:32:47〓と申します。東京都の入札制度改革についてお伺いいたします。先日開かれた入札監視委員会の制度部会で、今年度の入札不調や1者入札による中止がいずれも19%に上ることが明らかにされました。都は入札監視委員会での議論や、業界団体からのヒアリングを経て、必要があれば来年度に制度を見直すと説明していますが、現時点での知事のご所見をお聞かせください。 小池:申し上げますけれども今は試行段階でございます。今回、その監視委員会のほうに出されました資料も、まだわずか数カ月の話でございまして、これで全体像を測るというところまでは来ておりませんので、見直しうんぬんはそのあとの話かと思います。そして、いろいろ各紙によって書き方が、どちらから書くかによってずいぶんイメージが変わってくるわけでありますけれども、これまでも、やはり高止まりしていた入札について、今回改正を行うことによって競争をさらに高めていくとか、そういった効果も表れてきているかと思います。まだ結論を出すのは早いかと思っておりますし、また業界の方々も、変更することによって不慣れな点もあろうかと思いますが、これから習熟もしていただきたいし、また業者の方々からのご意見も引き続ききっちりと耳を傾けていきたいと思っております。 それからこれまでの事後公表ということに変えた点などについては国の基準と同じでございますので、東京都がとりわけこの異質なことをやっているというものではないということは強調しておきたいと思います。
地方消費税の見直しについて
日本経済新聞:日経新聞、〓タケノ 00:34:52〓です。地方消費税の見直しについてお伺いします。あらゆる機会を捉えて国に働き掛けていくという場合に、知事自身が今後税調会長の宮沢さんですとか、安倍首相、官房長官などに働き掛けるお考えはありますでしょうか。 小池:税の話でございますので、まずはやはり税制に関連する方々への働き掛けというのから始めなければなりません。そしてまたこれまでもいろんな積み重ねでこの税の問題っていうのが議論されてきているわけでございますし。私も党の、党税調の副会長、インナーではございませんでしたけれども、副会長を務めたこともございます。 税というのはいろいろ議論のあるところでございますし、今後どのようにして東京都を発展させていくかの礎にもなってくるかと思いますので、この東京に関連する議員の方々にも大きな声を上げていただいて、共に東京都としての今後のまちづくりであるとか社会保障など、必要な財源でございますので、これについてしっかりとお訴えしていきたいと思っております。