“立ちんぼ”対策で道を「黄色」に「目立つ場所を嫌がる人間の心理」を利用 急増の背景「ホストの売掛」か
■“道路を明るくして絵柄を飾る”という対策の効果は
こうした状況が続けば地域の治安悪化も懸念されるため、警察が専門家などと乗り出した新たな対策が…。 【科学警察研究所・犯罪予防研究室 島田貴仁室長】「(絵を)貼ってみません?置いてみましょうか、確かにこうすると、これをわざわざ踏む気にはならないでしょうしここに立つ気にもならないでしょうね」 「目立つ場所を嫌がる人間の心理」を利用し“道路を明るくして絵柄を飾る”という対策だったのです。 今月3日には、細い路地が鮮やかな「黄色」に塗られました。 少し前までは“立ちんぼ”が多くいた場所も… 9日、再び訪れると夜8時から0時までに立っている女性の姿はありませんでした。
■対策をされていない道路には女性たちの姿が
しかし…まだ対策されていない道路を取材すると道路が黄色くなる前に立ちんぼをしていた女性たちの姿が。 【記者】「すいません」 【女性】「なんかみたことある。記者やろ?」 (Q:今は立っているわけではない?) 【女性】「今はとかじゃなくて、立ってないやん、どいて」 女性は「立ちんぼはしていない」と否定しましたが、このことについて警察に尋ねると…。 【曽根崎警察署生活安全課 北川龍課長】「まずここをやりましたけど、隣の筋に移っているならば、地域の皆さんと情報も共有して取り組んでいきたい」 犯罪行為となる“立ちんぼ”。 この対策は街の浄化に繋がるのでしょうか? (関西テレビ「newsランナー」 2024年12月10日放送)
関西テレビ
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