チャールズ国王やキャサリン妃の病状、家族の死、スキャンダルの再燃……今、英王室で何が起きている?
主要メンバーの健康問題への懸念や、それに伴う人手不足問題、身内の突然の不幸など、今年に入ってから心配なニュースが続いているイギリス王室。特に動きの激しかった先週からの出来事を追いながら、今、英王室がどのような状況に陥っているのか確認してみよう。 【写真】妻ラブ♡ウィリアム皇太子のキャサリン妃への愛が溢れるフォトアルバム ※この記事では一部、自死に関する内容を取り上げています。精神的な負担となる可能性があることをご注意ください。必要に応じて周囲のサポートや専門家の意見を求めてください。 Photos: Getty Images From: TOWN & COUNTRY
1月にチャールズ国王とキャサリン妃の健康問題が発表されて以来、イギリス王室に対して心配の声が寄せられている。 イギリス王室は今年1月17日に、キャサリン皇太子妃が腹部の手術を受け、その療養のために公務を数カ月に渡って休むと発表した。手術は無事成功したと伝えられ、ロンドン市内のクリニックに入院していたキャサリン妃は1月29日に退院。現在は自宅で療養を続けている。 一方、同日に前立腺肥大の治療手術が発表されたチャールズ国王は手術後にがんの一種があると診断されたことを公表。公務を一時中断して治療に専念している。 2024年に入ってすぐの英王室の主要メンバー2名の突然の健康問題、および不在の発表はそれだけで十分に人々に衝撃を与えるものだったが、その詳しい内容について宮殿側が明らかにしていないこともあり、さまざまな憶測や懸念を呼んでいた。 そのような中、最近のイギリス王室では気にかかる出来事が立て続けに起こっている。
ウィリアム皇太子が名付け親の追悼式典を急きょ欠席
2月27日、ウィリアム皇太子は、昨年1月に82歳で逝去した元ギリシャ国王コンスタンティノス2世の追悼式典の予定されていた開始時間の1時間前に突然欠席を発表。ケンジントン宮殿は、皇太子の欠席を「個人的な理由」として、1月に腹部手術を受けてクリスマス以来公の場に姿を現していないキャサリン妃について、引き続き元気であることをすぐに明らかにした。 これはロイヤルウォッチャーたちが王子のイベント欠席とキャサリン妃の病状を関連づけるのではないか、という懸念への対処だと見られる。