【実話】親からの虐待に「SOS」を出したら先生が行政に通告!?著者が壮絶な幼少期の実体験を告白【作者に聞く】
2024年11月現在も連載中の「感情を殺して生きた日々」はReina(@Reina770)さんの幼少期の体験談を基に描かれた作品だ。現在は幸せな日々を過ごしているが、両親の離婚や再婚で複雑な家庭環境で育ち、その幼少期は想像を絶する。今回は本作の14~19話を紹介するとともに、著者に保健室の先生に家庭の状況を打ち明けた当時の気持ちなどについても伺った。 【漫画を読む】先生に虐待を受けていることを気づかれた娘だが…!? ※本作にはセンシティブな表現があります。閲覧には十分ご注意ください。 友達の親から「再婚はよくない家の子」と言われて深く傷ついたレイナ。親のいないところでは皆いつもと変わらずに接してくれたが、レイナは友達を避けるようになっていった。 学校では一人で過ごすようになり、家では新しい父に暴力を振るわれても何も感じてないふりをすることが、レイナなりに精一杯の抵抗だったという。 そんなとき、担任の先生からレイナの様子を聞いた保健室の先生が、レイナに「友達とケンカでもした?」などと、毎日声をかけてくれるようになる。 精神的にも限界に達したレイナが「お父さんって…子どものこと叩いたりするの…?」と保健室の先生に勇気を出して聞くと、先生はレイナの話を親身に聞いてくれた。 レイナが親から虐待を受けていると知った先生。数日後、レイナの家に児童相談所の職員が訪ねて来るも、「家は何も問題ありません!」と話してすぐに職員を帰らせる母。 そして、レイナの体を強く掴んで、母は「アンタ…家族をバラバラにしたいの!?」と強い口調で言う。その後家族で話し合って新しいパパからの虐待もなくなったように思えたのだが、このあと意外な展開が待ち受けていたのであった。 ――家庭の状況について正直に話したのは、保健室の先生が初めてだったのでしょうか? はい。家庭内の状況を話した初めての大人が保健室の先生でした。 ――保健室の先生に話した際、当時のReinaさんはどんな気持ちでしたか? 先生の深刻そうな顔を見て、大事になるんじゃないかと怖くなりました。 勇気を出して保健室の先生に家庭の状況を話したレイナだが、このあと新しいパパは本当に心を入れ替えたのだろうか。SNSやブログではそのほかの作品も投稿されているので、興味があればぜひ一度読んでほしい! 取材協力:Reina(@Reina770)