【堀内恒夫コラム】投球改革で大変身を遂げた菅野智之 唯一の課題は自身初の日本一達成!
菅野は鮮やかにモデルチェンジに成功。日本一に向けたキーマンとなる
【堀内恒夫の悪太郎の一刀両断!】 今季の菅野智之は、まさに大変身を遂げた。右肘の故障で出遅れたことが原因で、自己ワーストとなるわずか4勝(8敗)に終わった昨季と比べたら、まったくの別人である。大変身を遂げた今年35歳を迎えるベテランにいったい何が起きているのか。 今季も5月16日に体調不良によって一軍登録を抹消されたが、ローテーションを1回飛ばして復帰したオールスター前の前半戦終了時までにチーム最多の8勝(2敗)。菅野が挙げた勝ち星がそのまま貯金となり、巨人は46勝38敗5分けの戦績で、5年ぶりに前半戦を首位で折り返す好成績を残した。 大変身の理由として、今季から監督に就任した阿部慎之助の配慮も見逃すことができない。昨季とは異なり、中6日で先発した菅野をほとんどの場合、100球程度を目安に、無理をさせずに投げさせている。その結果、ここ数年ケガに泣かされ続けた菅野の体調は・・・
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週刊ベースボール