欧米に比べるとお買い得?…超富裕層が押し寄せるドバイで最も高価な住宅(海外)
ドバイでは、波のように押し寄せるリッチな移住者を受け入れるために、豪華なマンションやアパートの建設が進んでいる。 【全画像をみる】欧米に比べるとお買い得?…超富裕層が押し寄せるドバイで最も高価な住宅 ドバイの高級住宅は、ニューヨークやロンドンに比べてお手頃価格となっている。 最も高価な物件は、ブルジュ・ハリファを望む海岸沿いに建つ1億3400万ドルのヴィラだ。 世界の富裕層はドバイを気に入っている。というのも、ドバイが東洋と西洋に挟まれた一等地であること、「ゴールデンビザ制度」があること、そして所得税がないことといった好条件がそろっているからだ。 彼らがビジネスや家族を伴ってドバイに移り住むペースが速いため、開発業者は多くの高級住宅を建設しようと躍起になっている。 ドバイでは不動産価格が2025年に8%上昇すると予想されているが、不動産業者によると依然として買い手市場だという。 ナイト・フランク(Knight Frank)の中東・北アフリカ調査責任者ファイサル・ドゥッラーニ(Faisal Durrani)は、「手に入れやすいラグジュアリーを考えたとき、ドバイの不動産は世界的に見てもまだ妥当な価格だ」とBusiness Insiderに語った。 超富裕層向けの不動産仲介業者B1 Propertiesが、ドゥッラーニの見解を裏付けている。 B1 Propertiesはドバイで最も高価な物件を扱っている。ドバイの4大主要地区のひとつ、ジュメイラ・ベイ島にある4億9500万ディルハム(約200億円)のヴィラだ。その豪華さを紹介しよう。
このヴィラは、ドバイのブルガリ・ホテル・アンド・リゾート内のウォーターフロントに佇む7つのヴィラのうちのひとつ
B1 Propertiesの担当者によると、ドバイの不動産価格を決定する上で最も重要な要素は、ブランド力と希少性だという。その両方を備えるこの物件は、ブルガリ・ホテル・アンド・リゾートのブランドとして建てられ、海岸沿いに7軒しかないヴィラのひとつだ。 広さは約1860平方メートルで、2024年にニューヨークのマンハッタンで1億3500万ドルという最高売却額を記録したペントハウスの1160平方メートルよりも広い。 「ドバイは、ニューヨーク、マイアミ、ロンドン、シンガポール、香港などの主要な大都市や海岸沿いの都市と比較すると、面積あたりの価格が依然として買い手に優しいと考えられている」とB1の担当者は述べた。