【日本ハム】水谷瞬が古巣・ソフトバンク戦でプロ初安打初打点「九州で打ちたかった」一問一答
◆パ・リーグ ソフトバンク6―3日本ハム(11日・北九州) 昨年12月の現役ドラフトで日本ハムに加入した水谷瞬外野手(23)が古巣・ソフトバンク戦に「6番・左翼」でプロ初出場。1点を追う3回1死満塁、第2打席で一時同点、6年目で初安打となる左前適時打をマークした。 ベンチを飛び出して記念球を回収した新庄監督は「『おめでとう』って伝えて。よかったよかった。やっぱ初めての1軍で1本出してくれるのは、親のようにうれしいですね」とニッコリ。試合後の水谷の主な一問一答は以下のとおり。 ―ついに1軍デビューした。今の気持ちは。 「率直にうれしい気持ちもあるんですけど、課題も出た一日だったかなと思います」 ―まず1本出た。 「意識はしていなかったんですけど、やっぱり『九州で今日打ちたい』という気持ちがあった。打ててよかったです」 ―打ったときの感触は 「ちょっと(三塁手に)捕られそうな打球でもあったので『越えてくれ』と思いました。結果的にヒットが出て、チームに貢献できたことはよかったです」 ―初回にレフトに打球が飛んできた。あれは照明が。 「そんなところは言い訳にはできないので、まだまだ技術不足、ここからやっていかないといけないです」 ―初の1軍は4打数1安打1打点。 「やっぱ力みすぎとか色々そういうところがあったと思う。また切り替えて、今日は今日でいい1日だったと思えるようにして、次またチャンスをもらえたら、そこで結果を出せるように頑張ります」 ―緊張は。 「ド緊張です。昼からご飯入らなかったです」 ―ソフトバンクの小久保監督とは。 「挨拶に行ったときに『頑張れよ』と言ってもらって」 ―新庄監督から記念球は。 「もらいました。『おめでとう』という言葉を」 ―ボールはどうする。 「今(球場に)お母さんがいたので渡しました」 ―初ヒットがソフトバンク戦。 「プロに入るきっかけをもらって、5年間育てていただいた球団でもありますし、(今の)首脳陣の方も去年2軍でずっとやっていた方がほとんどなので。それだけではなくて九州の(テレビ)放送、ずっと応援してくれていた方も球場に来てくださっていた。テレビのリアルタイムや球場で見ていただけたのが僕の中でうれしいです。九州で1本出たのが一番うれしいです」
報知新聞社