ミン・ヒジン氏「BTSブイ、軍隊から連絡…心配してくれて感動した」
ガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)が所属するADOR(アドア)のミン・ヒジン前代表が、HYBE(ハイブ)との葛藤の渦中にもBTS(防弾少年団)のメンバーV(ブイ)が連絡して安否を気づかっていたエピソードを公開した。 ミン氏は29日午後、音楽評論家のキム・ヨンデ氏が運営するユーチューブ(YouTube)チャンネル「キム・ヨンデのスクール・オブ・ミュージック」のライブ放送に出演して「Vが時々軍隊から電話をくれる」と言及した。 ミン氏は「Vが軍隊に本当にいるのかと思うほど」とし「私たちはタメ口をやり取りするので、気楽に話せる関係だ。Vはとにかく明るくて『クソ陽気』、こういうスタイル」とジョークを交えて紹介した。 続いて「このような出来事(HYBEとの葛藤)の最中にも屈託なく連絡してきて『大丈夫だよね』と聞いた」とし「最初(葛藤が)表沙汰になり時間が少し過ぎた時、彼もいつ連絡すべきか心配したらしい」と伝えた。 ミン氏はまた「(Vが)私の誕生日に軍隊から深夜に誕生日おめでとうというメッセージを送ってきた」とし「この子は本当に気立てのいい子だ。本当に感動した。優しい心があってこそこういうことができるのではないか。本当にありがたかった」と付け加えた。 ◇「尾行されて警察通報もした…最後までやってみたい」 ミン氏はHYBEとの対立中である現状況について「最後までやれるところまでやってみる」と明らかにした。HYBE側に対する仮処分申請については「なぜ仮処分をしたのかというと、私の潔白と純粋を示したかったから。この訴訟で最後までやれるところまでやってみる」と話した。 この日、ソウル中央地方法院(地裁)はミン氏がADORの親会社HYBEを相手取って出した議決権行使などの仮処分申請を却下した。却下は訴や上訴が形式的な要件を満たしていない場合、不適法なものとし、内容に対する判断なく訴訟を終了することを示す。これによってミン氏の代表職復帰は挫折した。 これについてミン氏は「(今回の仮処分は)前例がないため勝訴(仮処分認容決定)確率を10~20%程度とみていた」とし「それでも私の立場ではHYBEに機会をもう一度与えたと考えた。このようにでも一度体験すれば、自尊心のために受け入れることができないことも受け入れられるのではないかと思った。私の潔白も示すことができるし」と話した。 ミン氏は「私はあの人たち(HYBE)の主張のように(会社を)出ていこうとしたことはない」と強調した。また「私はおかしなフレームに度々苦しめられていて、寃罪を被らされているので、潔白を示さなければならなかった」とし「最初からすべてのことがうそで始まった」と、自身を巡る論争に対する悔しさを吐露した。 ミン氏は「先日尾行された。タクシー運転手が教えてくれて分かった」とし「ある車が後ろにぴったりくっついてついてきた。おかしいなと思って(運転手が)ルートを無理やり変えてみたが、それでもついてきた。 降りて写真を撮り、車のナンバーも分かったので、すぐに警察に通報した」と経験を共有した。ミン氏は「殺害脅迫も受けた」とし「私は死ぬ運命ではないようだ」と語った。