元GLEAT福田茉耶改め虎龍清花が朱里に弟子入り志願「スターダムにしかない強さを求めてやってきました」
スターダムは毎年恒例となる年末のビッグマッチ『STARDOM DREAM QUEENDOM 2024』12.29東京・両国国技館大会を開催した。 【スターダムPHOTO】岩谷麻優、上谷沙弥、中野たむ、スターライト・キッド…リングを華やかに彩る美女戦士の厳選フォトを一挙公開! 第5試合では、遺恨深まるゴッズアイの朱里とH.A.T.E.の小波がシングルで激突した。2人はスターダム所属前から師弟関係にあり、スターダムでは違うユニットに所属していたが、小波が限定出場になってからは、朱里率いるゴッズアイに入ったと見られていたが、朱里とゴッデス・オブ・スターダム王者に輝くも、古巣の大江戸隊に寝返り王座から陥落。再び違う道を歩むこととなった。今回は完全決着ルールとして、フォール決着はなしという2人にとって得意としているUWFルールに近いものが採用された。 試合は、朱里がいきなりハイキックを放つと、レフェリーのダウンカウントが入るや否やH.A.T.E.のセコンドがリングになだれ込むように乱入し、試合を壊すとレフェリーが反則裁定を下し、わずか33秒で試合が終了。場内からブーイングが飛び交う中、1人の女性がリングに上がり、H.A.T.E.を排除。この女性は今年7月にGLEATを契約満了で退団していた福田茉耶だ。 福田はマイクを握ると「スターダムのファンのみなさん。はじめまして。福田茉耶改め虎龍清花(こたつきよか)です。私はスターダムに、スターダムにしかない強さを求めてやってきました。プロレス界に入ってからずっと憧れだった朱里選手。私は朱里選手の強さが憧れでした。朱里選手のもとで強さを学んで強くなりたいです。ゴッズアイとして一緒にやらせてください」と直訴。朱里は握手でこれに応えたが、小波への怒りが収まらず「小波! こんなもんじゃねえだろ。お前のやりたかった戦いはこれだったのか? 私はお前ともっともっとやり合いたい。2025年、絶対もう一度やるぞ。覚悟しておけ」と叫んだ。 バックステージで虎龍は「今日の朱里選手の姿を見て、より私は心を動かされました。私は明確な目標があって、ここに来ました。私はプロレス、キックボクシング、総合格闘技、すべてのベルトを一緒に巻くことを目標に。そして、田村潔司コーチから継ぐ格闘プロレス、UWFの技術や思いをこの令和の形で盛り上げて、次の世代に継ぐこと。これを目標に、このスターダムのリングを盛り上げていけるように、精進いたします」とGLEATでは元UWFの田村潔司から指導を受けていただけに、朱里をリーダーとするゴッズアイ向きの選手と言えるだろう。 朱里は「2024年のスターダム最終戦、こういう結果になって、すごく悔しいです。小波、こんなもんじゃないよね?こんな闘いをしたいの?H.A.T.E.絶対ぶっ潰してやる。覚悟しとけよ。2025年、小波、もう1回やるぞ、絶対に。そして、虎龍清花。来てくれてありがとう」と小波への怒りは消えずとも虎龍の来場は嬉しかったようで、ゴッズアイ入りを歓迎していた。 朱里も赤いベルトを陥落してから目立った結果を残せていないだけに、新メンバー加入と小波への怒りを糧にして、2025年は朱里にしか見せられないスリリングな闘いを見せて欲しい。 ◆スターダム◆ 『STARDOM DREAM QUEENDOM 2024』 2024年12月29日 東京・両国国技館 観衆 4023人(札止め) ▼スペシャルシングルマッチ 完全決着ノーフォールルール(時間無制限1本勝負) □朱里(0分33秒、反則勝ち)小波◼️ 文⚫︎どら増田