ホームで白星を先行させたい秋田 [写真]＝B.LEAGUE

「りそなグループ B.LEAGUE 2024－25シーズン」のB1リーグは第3節を終えて全勝チームがなくなり、今節は最初の水曜ゲームが開催。ここまで3カード連続で1勝1敗の秋田ノーザンハピネッツは、ホームで勝ち越しをかけた一戦を迎える。 　前節は佐賀バルーナーズと対戦。本拠地開幕戦となったGAME1だったが、第2クォーターで4－23と大きく離され、最終スコア61－70で敗れた。しかし、先手を取った第2戦は、追い上げを振りきって2点差で勝利。ともにベンチスタートの熊谷航、赤穂雷太の日本人選手も存在感を示しリベンジを果たした。 　今節迎え撃つのは、昇格組の越谷アルファーズ。前節の越谷は島根スサノオマジックとの初戦を88－81で制し、記念すべきB1初勝利を獲得。この試合では外国籍選手を起点にペイントエリアから58得点を奪い、終盤には橋本竜馬が貴重な3ポイントシュートを射抜いて勝利を手繰り寄せた。 　CNAアリーナ☆あきたで開催される初対決は、両軍ともにターンオーバーをいかに減らせるかが重要。現在の平均ターンオーバー数は秋田が「16.2」、越谷も「15.8」と精彩を欠いている。秋田に関してはゲームコントロールも担う中山拓哉が合計15個のミスを犯しているため、彼の出来が勝敗を分けそうだ。互いに40分を通して強度の高いディフェンスを目指す中で、それを打開する得点面では秋田のガディアガ モハマド アルバシール、対する越谷はカイ・ソットの活躍が鍵を握る。 　アルバルク東京は、前節初黒星を喫し連勝が「5」で止まった。今節はホームに戻り、ファイティングイーグルス名古屋と対戦。まずは相手を75点以下に抑える堅守を取り戻せるかがポイントになる。ゴール下ではセバスチャン・サイズ、アルトゥーラス・グダイティスが立ち塞がり試合を優位に進めたい。攻撃ではザック・バランスキー、福澤晃平らのベンチメンバーらに得点が生まれれば、テンポ良くスコアを積み重ねることができるはずだ。 　前節の第2戦、広島ドラゴンフライズは待望の白星をつかんだ。今節はホーム初勝利をかけ茨城ロボッツを迎え撃つ。未だベストメンバーが組めない状況の中、エースのドウェイン・エバンスが復帰したことはチームにとって朗報。ここまでの5敗は全て第1クォーターをビハインドで終えているため、最初の10分が勝敗を左右すると言っても過言ではない。渡部琉、山崎稜の両シューターが3ポイントを沈め、好スタートを切ることができるか。 　開幕からアウェー6試合を強いられた佐賀バルーナーズだったが、ここまで4勝2敗と好調をキープ。いよいよホーム開幕となる今節の相手は、5勝1敗で東地区トップに立つ千葉ジェッツだ。昨シーズンの対戦成績は1勝1敗。この2戦で活躍したヨーリ・チャイルズは、ここまで6試合で平均15.7得点9.2リバウンドをマークしてチームを引っ張る。勝利へはチャイルズの活躍に加え、どこからでも得点を取れる相手の攻撃をチーム一丸で封じることが必要不可欠だ。 文＝小沼克年 ■B1第4節試合日程 ・秋田ノーザンハピネッツvs越谷アルファーズ（＠CNAアリーナ☆あきた） 10月23日（水）19時5分～　 ・宇都宮ブレックスvs群馬クレインサンダーズ（＠ブレックスアリーナ宇都宮） 10月23日（水）19時5分～　 ・アルバルク東京vsファイティングイーグルス名古屋（＠アリーナ立川立飛） 10月23日（水）19時5分～　 ・川崎ブレイブサンダースvsサンロッカーズ渋谷（＠川崎市とどろきアリーナ） 10月23日（水）19時5分～　 ・シーホース三河vs横浜ビー・コルセアーズ（＠刈谷市体育館） 10月23日（水）19時5分～　 ・名古屋ダイヤモンドドルフィンズvs三遠ネオフェニックス（＠ドルフィンズアリーナ） 10月23日（水）19時5分～　 ・滋賀レイクスvsレバンガ北海道（＠滋賀ダイハツアリーナ） 10月23日（水）19時5分～　 ・京都ハンナリーズvs仙台89ERS（＠かたおかアリーナ京都） 10月23日（水）19時5分～　 ・島根スサノオマジックvs琉球ゴールデンキングス（＠松江市総合体育館） 10月23日（水）19時5分～　 ・広島ドラゴンフライズvs茨城ロボッツ（広島県立総合体育館） 10月23日（水）19時5分～　 ・佐賀バルーナーズvs千葉ジェッツ（＠SAGAアリーナ） 10月23日（水）19時5分～　 ・長崎ヴェルカvs大阪エヴェッサ（＠ハピネスアリーナ） 10月23日（水）19時5分～