【バレー】NEC川崎、ブラジルのプライア・クルーべに敗れ、1勝1敗に 女子世界クラブ選手権大会
バレーボールの2024 FIVB女子世界クラブ選手権大会は18日、中国の杭州で予選ラウンド第2戦の試合を行い、日本から出場のNECレッドロケッツ川崎はブラジルのDentil Praia Clubeと対戦。ストレート(17-25、23-25、16-25)で敗れ、1勝1敗とした。 NEC川崎のスターティングメンバーは、第1戦と同じく島村春世、佐藤淑乃、山田二千華、中川つかさ、ロレイナ・メアリーズ・ダ・ シルバ、アチャラポーン・ コンヨット、リベロ・大工園彩夏。 第1セット、相手の攻撃や高いブロックに対応しきれず、リードを許す。山田がサービスエースやブロックポイントなどで活躍を見せるも、相手にセットを先取される。 第2セット、島村に代わり甲萌香、アチャラポーンに代わり佐々木遥子を投入。ロレイナ、佐藤の攻撃、中川のツーアタックなどで奮闘するもあと一歩及ばず、23-25と僅差でセットを落とし、セットカウント0-2に。 第3セット、相手にサーブで攻められ、リベロの大工園を中心とした粘り強いディフェンスで応戦するもリードを広げられる。最後は相手の強烈なスパイクを抑えられず、16-25でゲームセットとなり、ストレートで敗れた。 次戦は19日(木)14時(日本時間15時)より、イタリアのイモコ・コネリアーノと対戦する。イモコ・コネリアーノには日本代表セッターの関菜々巳も在籍しており、日本人対決にも期待したい。
試合後のコメント
■金子隆行監督 序盤から相手の特にレフトに対してのオフェンスで苦しむ展開が多く、なかなか我々本来のリズムでバレーができなかったと感じています。ですが、2セット以降、 選手たちが思い切ったプレーをしてくれたおかげであのような展開に持っていけたところは、我々がやってることに精度を上げていけば必ず通用すると実感できた試合でした。 今度はイタリアのイモコとの対戦ですが、ひるむことなく、NEC川崎らしいバレーを展開できるように引き続き準備していきたいなと思います。 ■山田二千華選手 自分たちの精度の問題。通用すると感じたところもあった中でこういう負けをしてしまったこと、世界にトライできる瞬間を自分たちでもったいない敗戦にしてしまったなと感じています。プールBはもう1試合残ってるので、次の試合ではそういうことがないように自分たちのやるべきことをやり切って結果に繋げていけるようにしていきたいと思います。
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