エメリ監督に久保建英が使いこなせるのか【ワールドサッカーダイジェストのザ・ジャーナリスティック】
スペインでも話題になったラ・リーガ初の日本人対決
アーセナルでエジルをうまく戦力に取り込めなかったエメリ(右)に、久保が使いこなせるのか。終了間際のワンポイント起用が、しばらくは続きそうな情勢だ。(C) Rafa HUERTA
2020-2021シーズンが早くも開幕し、1節ではラ・リーガ史上初の「日本人対決」が実現。そして、そのビジャレアル対ウエスカ戦でひとつの疑問が浮かび上がる。はたしてエメリ監督は、久保建英を使いこなせるのか。(文:ヘスス・スアレス/訳:小宮良之 2020年10月1日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック スペイン』を転載) ―――◆―――◆――― ラ・リーガの2020-2021シーズンが、9月12日に幕を開けた。しかし、新型コロナウイルス禍の影響はいまだ色濃く、あくまで暫定的なスタートを切ったに過ぎない。 8月まで前シーズンを戦っていたバルセロナ、アトレティコ・マドリー、レアル・マドリーのチャンピオンズ・リーグ出場組、セビージャ、ヘタフェのヨーロッパリーグ出場組、そして昇格プレーオフを勝ち抜いたエルチェの6チームは、2節、あるいは3節からの始動と
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