写真：自身の将来について話したテン・ハフ監督

マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督が、UEFAヨーロッパリーグ（EL）のポルト戦を振り返り、自身の将来について言及した。イギリス『Sky Sports』が報じている。 【動画｜ポルト vs マンチェスター・ユナイテッド】ELリーグフェーズ第2節　試合ハイライト マンチェスター・Uは現地時間3日、ELリーグフェーズの第2節ポルト戦に臨んだ。マーカス・ラッシュフォード、ラスムス・ホイルンドの得点で2点のリードを奪ったマンチェスター・Uだったが、立て続けに失点を喫し2－3と逆転を許してしまう。81分にはブルーノ・フェルナンデスが2枚目のイエローカードを貰い、10人と1人少ない状況になったが、後半アディショナルタイムにハリー・マグワイアがヘディングシュートを決め、3－3で試合を終えている。 第1節のトゥウェンテ戦に続き、ELで2試合連続での引き分けとなったテン・ハフ監督は、ポルト戦を次のように振り返っている。 「試合の立ち上がりはすごく良く、2ゴールを決めることができたが、その後は試合のコントロールを失った。立ち上がりは良く、試合中盤は良くなかった。でも試合終盤はすごく良くなったと思う」 「ここは厳しい場所だし、2－3のビハインドから同点に追いついたことはメンタル的には良いことだ。チームは意欲的で強いキャラクターを持っていることはわかっているが、中盤の守備は改善しなければならない。我々はボール扱いをより上手にし、守備もうまくする必要がある」 そして現在のテン・ハフ監督は、去就が危ぶまれている状況だ。イギリス各メディアはこのポルト戦、今週末行われるアストンヴィラ戦の結果次第では、解任される可能性もあると報じている。マンチェスター・Uでの将来について問われたテン・ハフ監督は、以下のように語った。 「今この瞬間に判断するのではなく、シーズンの終わりに判断してほしい。我々は進歩の過程にあり、向上していくところだ。過去2シーズン、優勝しているのでただ待つだけだ」 「我々はこのチームを発展させ、前に進めなければならない。そして努力を継続し、戦い続けていく。スタッフとチームの間には絆があり、選手は団結し成果を上げたいと考えている。良いメンタリティを持っているが、守備の部分ではさらに強化する必要がある」