佐々木朗希、獲得レースは代理戦争?「大谷と山本vsダルビッシュの様相も、パドレスに不利なのはダルビッシュの年齢か」と米誌が報道
『代理戦争』のかぎは年齢? ロッテからポスティング(入札)制度を用いてのメジャー挑戦が決まった佐々木朗希投手(23)の争奪レースは、米複数メディアによればドジャースとパドレスの戦いで、さらには「大谷翔平&山本由伸VSダルビッシュ有」という代理戦争の様相を呈しているという。 ◆大谷翔平、佐々木朗希と親しげに肩を組む【写真】 米紙USAトゥデーのナイチンゲール記者は、佐々木の移籍先を米ラジオ局で「現時点でドジャース98%、パドレス2%」と予想。米スポーツ専門局ESPNのオルニー記者も「話をしたメジャー全30球団の首脳は全員が『佐々木はドジャースに行くと信じている』と語っていた。これが現実だ」と伝えるなど、ドジャースは「超が付く大本命」とみられている。 一方、米誌スポーツイラストレイティッドが「23歳の佐々木と最も強固なつながりを持っているのはドジャースとパドレスだ」とし、米エンパイアスポーツも「佐々木はナ・リーグの宿敵同士のどちらかを選ばなければならない」と断じたように、対抗馬はパドレスとの見方も衆目の一致するところだ。 同時に、同誌は「両軍は昨年のWBCで佐々木と共闘した大谷、山本、ダルビッシュを擁している」「パドレスに有利な点があるとすれば、佐々木とダルビッシュの関係だ。2人は非常に親しい関係にあるという」 その一方で、「大谷と山本の陰に隠れなくてもいいという点で、パドレスは理想的だ。だが、ダルビッシュは現在38歳。現役生活は長くないことが濃厚で、あと数年間しかともにプレーできないだろう」「ドジャースに行くということは、大谷や山本と何年間もチームメートでいられることを意味する」と指摘した。
中日スポーツ