芯を外してもアレ!?“打感の平均点”が高いぞ フォーティーン新「TB-5フォージド」アイアン
2020年に発売された「TB-5フォージド」は、フォーティーンのアイアン史上歴史に残る大ヒットを記録。4年間、売れ続けるロングセラーになった。そして、今秋は4年振りに同シリーズがリニューアル。気になる打感、弾道、特徴をアスリートゴルファーのコウタロウ(ドライバーでHS50m/s)とベテランゴルファーのシオさん(同HS40m/s)がチェック。詳しい性能はギア知識が豊富なミタさんが解説する。
重心・サイズ・フェース厚はそのまま。ソール形状は「TB-7」に近い削り方
【ミタさん】 今回紹介するのは「TB-5フォージド」のリニューアルモデルです。 【シオさん】 前作の発売は2020年ですよね。 【ミタさん】 最近はほとんどのメーカーが2年に1度のペースでアイアンを新しくするので、4年間同じアイアンを発売し続けることが珍しい。超ロングセラーです。
【コウタロウ】 それだけ売れたアイアンを新しくするのは難しくないですか? 【ミタさん】 正直に言うと、大きな変更はしていません。重心もサイズ感もほとんど同じ。フェースの厚さも変わっていません。 【シオさん】 アイアンとしての見た目もほぼ変わっていませんね。
【ミタさん】 前作は軟鉄鍛造の一枚モノのアイアンでありながら、シアターブレードという独特のバックフェース構造によって、やわらかい打感と最大限のやさしさ&上がりやすさを実現しました。その良さはしっかり継承するのがコンセプトだったと思います。 【コウタロウ】 変えたところは何ですか? 【ミタさん】 ソール形状は少し変わりました。前作の「TB-5 フォージド」はフラットなソールでしたが、新作はリーディングエッジとトレーリングエッジを落としているので、抜けの良さを出しています。ソールの面取りとしては「TB-7」に近いです。 【コウタロウ】 他には? 【ミタさん】 基本性能は“あえて”変えていませんから、あとは、バックフェースの仕上げが綺麗になったとか、シアターブレードにキズがつきにくくなったとかですかね。 【シオさん】 打ったら違いがわかるのかな? とりあえず試打してみましょう。