お風呂の「自動お湯張り機能」VS「追い焚き」コスパがよいのはどっち?
1ヶ月当たりの「水道代」と「ガス代」の差
毎日お湯張り機能を使用する場合と、2日に1回お湯張りして残り湯を追いだきした場合で、1ヶ月当たりどれくらい水道代とガス代に差が見られるのかをまとめました。 表1
※筆者作成 表1の合計費用を見てみると、毎日お湯張り機能を使用するよりも追いだきをして残り湯を再利用したほうが、安く抑えられることが分かります。 ただし、毎日お湯張り機能を使用する場合でも、残り湯を洗濯や掃除、庭の水やりなどに再利用することで、その分の水道代をうまく節約できるでしょう。 今回は残り湯の温度が15度まで低下したと仮定しましたが、保温効果の高い浴槽であったり、ふたをしたりすることで、湯温の低下を防げます。水温が高いほど、追いだきする際のガス代を安く抑えられるため、より節約効果が期待できるでしょう。
追いだきをうまく活用することで水道代を節約できる
今回の結果より、毎日自動お湯張り機能を使用するよりも、追いだきして残り湯を再利用するほうが水道代を節約できて、結果的にお得になることが分かりました。 ただし、入浴する人数が多いほど、湯量が減ることが考えられるため、翌日に残り湯を再利用する場合には、なるべくお湯を残すことを意識しましょう。 出典 東京ガス株式会社 ガス料金表(家庭用/業務用・工業用 共通)一般契約料金B表 東京都水道局 くらしと水道 水の上手な使い方 一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会 高いプロパンガス代は追い焚きやお湯張りのせい? 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部