【競輪】熊本の名選手・矢村正氏が死去、熊本競輪場再建後初のGⅢ開幕日に永眠
元競輪選手で、特別競輪でも活躍した矢村正(やむら・ただし)氏が3日午後0時58分に死去したと、日本競輪選手会が5日、発表した。死因は不明。74歳。通夜は6日午後6時から、葬儀は7日正午から、ともに熊本市中央区本荘6―2―23、合掌殿島田斎場で。喪主は兄の矢村信夫氏。 熊本支部の26期として1969年5月24日、熊本競輪場でデビュー。76年の日本選手権、77年と79年の高松宮杯、78年と79年の競輪祭(競輪王戦)で特別競輪の決勝を走った。 95年からの韓国での競輪開催にあたり協力し、2001年8月に現役引退。熊本競輪ではその功績に、毎年FⅠ「矢村正杯」を行っている。