ヤクルト・岩田幸宏、オフは同僚の西川遥輝に弟子入り「どんどん遠慮なく聞いていきたい」
ヤクルト・岩田幸宏外野手(27)が22日、東京・北青山の球団事務所で契約更改。「倍くらいは上がりました」と明かした。今年3月に支配下選手契約を勝ち取り、今季は81試合に出場。打率・228、1本塁打、7打点で10盗塁を記録した。 【写真】ヤクルト・岩田幸宏「杉さんに聞いたら、何か変わるかなと思った」 〝杉村道場〟入門で目指すブレークへの道 飛躍の3年目を過ごし、球団からは「よくやってくれた」との言葉をかけられた。だが「自分の中では数字的には物足りない」ときっぱり。来季に向けて「打たないと出られないので、打率と出塁率を上げること。そこが上がれば、盗塁の数も自然と増えると思うので、まずは打つことを強化したい」と力を込めた。 オフの自主トレーニングは同僚の西川遥輝外野手(32)に弟子入りする予定。「あれだけけがをしない体の強さはすごいなと思う。そこをちょっとでも自分のものにできたら」と尊敬のまなざしを向けた。同じ左打ちの外野手で「シーズン中から(川端)慎吾さんや(西川)遥輝さん、(青木)ノリさんに聞きいて、何が自分に合うか探しながらやっていた。その中で遥輝さんの話が自分に合うのかなと思うので、どんどん遠慮なく聞いていきたい」と話した。 4年目となる来季の目標として色紙には「1年間1軍」と記した。「今年は交流戦の時期にファームで悔しかった。来年はキャンプからシーズンが終わるまで1軍にいたい。今年の盗塁、失敗ゼロは自信にしていいと思いますし、守備もエラーゼロはよかった。課題はやっぱり打つ方。三振の数を減らしていきたい。やっぱりセンターで一回から出たいという思いがある。そこを取れるように頑張りたい」と決意を示した。