日本最大級の商業リゾートは何が楽しい? 「72種類の薬草湯」から松阪牛まで堪能できる「ヴィソン」の魅力とは
●楽しみ方も多岐にわたる
地域の活性化に貢献しているVISONは、現在幅広い年代の人々に親しまれています。 ヴィソンの担当者は、次のように話しました。 「オープン当初はコロナ禍の影響で、東海圏以外からの来場者が少なかったものの、現在は県外からも多くのお客様にお越しいただいております」 当初はInstagramなどのSNSで話題となり、特に若い世代の利用が目立っていましたが今では家族連れや三世代での利用も増えているようです。 そんなVISONの楽しみ方は来場者に応じて様々。 「マルシェ ヴィソン」では、トリュフご飯の上に国産牛と松阪牛脂ミンチで作られたハンバーグが乗った「松飯炭(マンハッタン)」や、丸い形がかわいいたい焼きなどが若い人たちに人気のようです。 また、「和ヴィソン」は、みりん作り体験や製造見学ができるため、家族連れや高齢者にも人気となっています。
他にも、「木育エリア」では、木のジャングルジムや木のボールプールなど、子供が遊べる施設が充実しており、家族連れに多く利用されています。 さらに、ヴィソンではオーガニック農園もあり、収穫体験や、収穫した食材をコース料理として味わえるプランも人気です。収穫期にはこうした体験を楽しむのもよいかもしれません。 加えて、VISONでは四季折々の食材やイベントを楽しめます。 9月から11月には栗や芋を使った期間限定のスイーツや料理を提供する「秋の大収穫祭」、10月にはオーガニック商品にこだわった「オーガニックマルシェ」も開催。 さらに、今年7月から一年間限定で開催されている体験型のイルミネーションイベント「月の神さまと不思議なまつり」も好評で、夜の目玉イベントになっているとのこと。 このイルミネーションでは、月占いの結果に基づいた「月相色」のチケットを購入し、その色と連動してイルミネーションが変化するという演出を楽しめます。若いカップルや家族連れに人気を集めています。 また、ヴィソンには快適に車中泊ができるRVパークも設けられています。電源設備やWi-Fiなどの環境も整備されていて、愛用のキャンピングカーで訪れる人もいるようです。 ※ ※ ※ 幅広い人たちが、それぞれの楽しみ方で過ごすことができるヴィソン。アクセスの面では、伊勢方面からは多気ヴィソンスマートICから施設へ直結しているため、伊勢神宮からの立ち寄りにも便利な場所にあります。 また、ヴィソン内にバスターミナルも設けられており、名古屋から高速バス1本でヴィソンに行くことができます。 また、ヴィソンから伊勢や熊野方面へも移動ができ、ヴィソンをプラットホームとして、周辺の観光地など色々な所へ行けるようになったようです。 三重県の産業と観光を支える存在として、ヴィソンの今後の発展が期待されています。
Peacock Blue K.K.