【ボートレース】地元の宮之原輝紀が通算6度目優出「ここと丸亀どっちかを取りたい」/多摩川G1
<多摩川ボート:ウェイキーカップ>◇G1◇5日目◇4日 地元の宮之原輝紀(26=東京)が、通算6度目のG1優出を決めた。準優10R、3コースまくり差しは池田浩二に及ばなかったが、道中で冷静にさばき、2着を確保した。「舟が向き過ぎて角度が浅くなった。でも回り足、ターン回りは納得の仕上がりになった」。惜しかった1周1M以上に、求める回り足に確かな収穫があった。 今年は9月の津G1優勝戦で痛恨のフライング。次節の丸亀周年出走後にフライング休みに入り、休み明けから1年間、G1、G2競走の選出から除外される罰則が待つ。「ここと丸亀、どっちかを取りたいと思って来ました」。期する思いで今節に臨み、そのチャンスをつなげた。スタートに細心の注意を払いつつ、ターン勝負で待望のG1初制覇を狙う。