〔ロンドン外為〕円、154円台半ば(25日正午)
【ロンドン時事】週明け25日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米財務長官人事を巡る円買い・ドル売りが優勢となる中、1ドル=154円台半ばに上昇した。正午現在は154円45~55銭と、前週末午後4時(154円85~95銭)比40銭の円高・ドル安。 米トランプ次期大統領が財務長官候補に投資ファンド経営者のベッセント氏を指名したことで円が上昇した海外市場の流れを引き継いだ。その後、ベッセント氏の財政規律を重視する姿勢が意識され、リスクを取る動きを下支えして円は弱含み、上げ幅は縮小。市場では「円は、153円台まで上昇すると売られる地合いになっている」(アナリスト)との声が聞かれた。 対ユーロは1ユーロ=161円86~96銭(前週末午後4時は161円22~32銭)と、64銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0474~0484ドル(同1.0406~0416ドル)。 ポンドは1ポンド=1.2560~570ドル(同1.2521~2531ドル)。