結局「Apple Music」と「Spotify」はどっちが便利? 長年論争になってきたテーマを深堀り!メリット・デメリットを調査
どんなにラブラブな恋人や、気の許せる友人であったとしても「あなたはApple Music派?それともSpotify派?」と質問するのは、少々勇気がいる。場合によっては白熱の議論になりかねないからだ。 【写真】米大統領選でさらに話題に。歌姫「テイラー・スウィフト」は、ナゼすごいのか もちろん、どちらの音楽配信アプリにもメリットとデメリットがあるわけで、それぞれが強みにしている面も違う。そこで「実は、両者の違いをよく知らない」という中立的立場の人も、ぜひこの記事を参考にしてみてほしい。 US版『コスモポリタン』のエディターが、個人的にApple MusicとSpotifyの両方を契約してそれぞれの特徴をユーザー目線で検証してみた。
①コストで比較
気になる点はやっぱり費用。コストがどのくらいかかるのか、それはどちらのプラットフォームが自分に合っているかを決めるための重要な要因になるだろう。だが、結論からいえばApple Musicと Spotifyの料金はかなり似かよっている。唯一、大きく異なる点はApple Music はSpotifyと異なり「無料版」の提供を行っていないということ。 【Apple Musicのプラン各種】 学生に嬉しい学割プラン(¥580/月)から、個人向けの通常プラン(¥1,080/月)、最大6アカウントまで持てるファミリープラン(¥1,680/月)など、さまざまな用途に合わせてプランが選べる。そして、どのプランを選んでも初回はApple Musicが3ヶ月間無料。また、Apple Music、AppleTV+、Appleアーケード、iCloud+をまとめた最強プラン、Apple One(¥1.200/月) は、個別にサブスクを登録するよりも断然お得になるため、Appleをこよなく愛すファンにとっては嬉しい選択だ。 【Spotifyのプラン各種】 素晴らしいことに、Spotifyには無料バージョンがある。だが、Spotify Premiumに加入すると、広告なし、オフライン聴取、好きな順番で曲を聴けるなど便利なサービスを楽しむことが可能に。各種プランは、学割プラン(¥480/月)。Spotify Premiumの学割プランには、初回3ヶ月無料 & Huluへのアクセスサービスも。もちろん、個人向けのPremiumプラン(¥980/月)も初回の3ヶ月は無料だ。他に、アカウントが2人分持てるデュオプラン(¥1,280/月)、6人分まで持てるファミリープラン(¥1,580/月)もある。 【結論】 どちらも同じような料金でマンスリープランがあるため、そこまで大きな違いはないが、Spotifyのほうが若干安く、無料版というサービスがある点は素晴らしい(2~3曲聴くごとに広告を2~3本見なければならないが...)。 料金はいいから、とにかく便利に!という人には、音楽ストリーミング以外のサービスも一つにまとまっている「Apple One」がお得、かつシンプルで魅力的かも。