結局「Apple Music」と「Spotify」はどっちが便利? 長年論争になってきたテーマを深堀り!メリット・デメリットを調査
②アプリの使いやすさで比較
どちらのアイコンが可愛いか、それについてはかなり議論が分かれそうなので、今日のところは触れないでおこう。 さて、それぞれの使いやすさはどうなのか? これは、US版『コスモポリタン』のエディターたちの間でもかなり意見が割れた。「使いやすさなら断然Spotify。母がApple Musicを使っているけど、聴こうとするたびに操作しにくいと感じる」「Spotifyは、スクロールしなくても曲の選択肢が見やすい。ホームにいけば前回聴いたものが残っていて、すぐにお気に入りの曲にアクセスできるようになっている」といった肯定的な意見も見られたが、一方では「ユーザーが希望する以上に頻繁に変わるシステムが、ちょっと面倒くさい」といった声も。 「Apple Musicの方がアプリとして全体的によく整理されていてクリーン。さすがはApple!」「Apple Musicは何よりビジュアルへのこだわりを感じる。アプリを開いただけで、音楽やアーティストの世界観に没入できる感じが最高」「単純におしゃれ」とゴリ押しが止まらないAppleファンも多数。 【結論】 どちらが使いやすいかは、あなたが"何を優先するか"によって大きく変わりそう。今の自分を表すお気に入りの一曲や、今さっき聴いた曲、それらが全て中央に表示されるSpotifyは、とても効率的で便利。一方で、ジャンルにとらわれず幅広いカテゴリの曲を聴きたい人や、アーティストの才能に深く没頭したい人はApple Musicがいいかもしれない。
③音質で比較
多くのApple Music 派が挙げる、最大のメリットの一つがその音質の素晴らしさだろう。何の機材も必要なく、ヘッドホンがあれば最高のクオリティで楽しめる音の広さはまさに格別だ。また、元の音質と同じ状態を楽しめるロスレスオーディオで、CDを聴く時と同じ感覚で、音を楽しむことができる。 Spotifyは、Apple Music のような“空間オーディオ”も、ロスレスオーディオも謳っていないが、その性能を徐々にアップデートさせてきている。さらに、プレミアムユーザーは音質を320kbit/sにセットでき、これは一般的なアマチュアの耳にはロスレスオーディオとほぼ同じレベルで美しく聴こえる。また、現段階ではまだスケジュールが未定だが、Apple Musicの音質に太刀打ちするため、Appleのロスレスオーディオに限りなく近い“Spotify HiFi”を導入する予定となっており、こちらも期待大。 【結論】 音質の点では Apple Musicが勝利。“空間オーディオ”やロスレスオーディオなど、熱烈な音楽ファンにはたまらない魅力を数多く搭載。