イエメン国際空港空爆で重症の国連職員、ヨルダンに移送=WHO
[チューリヒ 27日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は27日、イスラエル軍が26日にイエメンの首都サヌアの国際空港で行った空爆で重症を負った国連職員が治療のためにヨルダンに移送されたと発表した。 イスラエル軍は26日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派に関連する複数の標的を攻撃。攻撃対象には首都サヌアの国際空港のほか、発電所や港湾施設が含まれており、フーシ派のメディアによると、少なくとも6人が死亡した。 サヌア国際空港には、拘束中の国連職員の解放に向けた交渉などのためにイエメンを訪問していたテドロスWHO事務局長もいた。テドロス氏はXへの投稿で「民間人や人道支援者への攻撃は止めなければならない」と強い口調で述べた。