10回目の大晦日で極上のカード「鈴木千裕vsクレベル・コイケ」。クレベル「めっちゃうれしい」、鈴木「最高の10年をRIZINに迎えさせる」【RIZIN】
鈴木は今年5月の「RIZIN.46」で金原正徳を破り、初防衛に成功。「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でプロボクシングの6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)と対戦予定だったが、6月23日に行われたKNOCK OUTのビッグイベント「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」(東京・国立代々木競技場 第二体育館)のメインイベントで初代PRIDEライト級王者の五味隆典(東林間ラスカルジム)とパンチのみのKNOCK OUT特別ルールで対戦し、もともと痛めていた拳をさらに悪化させ欠場。今回は五味戦以来の復帰戦となる。 拳の状態について鈴木は「もう100%ですよ。問題ない。練習を再開したのもいつか覚えてないくらい前」と完治を強調。 かねてから望んでいたピットブルとの試合については「結局、僕はチャンピオンなので、来る相手を迎え撃つだけ。クレベル選手で納得ですし、ピットブル選手は来れなかっただけなので、そこは問題じゃない」と語った。
クレベルは昨年の鈴木戦後、9月に金原と対戦し判定負けを喫し2連敗。大晦日に初代フェザー級王者の斎藤裕に一本勝ちを収め、6月の「RIZIN.47」で前RIZINバンタム級王者のフアン・アーチュレッタに1Rに電撃の一本勝ちを収め、完全復活を果たした。アーチュレッタ戦後の試合後のマイクでは放送席の鈴木に「逃げるな!」とアピールしていた。 ついに実現した王座挑戦にクレベルは「めっちゃうれしいです。1年半待っている。試合をしたいけど、できなかった。今年の大晦日でタイトルマッチができるのが一番(いい)。頑張ります。めっちゃうれしいです」と「めっちゃうれしい」を連発。また鈴木を「逃げるな!」と挑発していたことについては「前(は、そう)考えていた。彼はちょっとブンダモーリー(臆病者)。試合が決まって、彼が大晦日で待っている」と語ったうえで鈴木に「ごめんね、今はブンダモーリーじゃない」と呼びかけた。 これに鈴木は「俺は格闘技の試合で1回も逃げたことはないので。それは言葉のバリエーション少ないからそういうワードになっただけで、別になんとも思ってない」とさらり。
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