10回目の大晦日で極上のカード「鈴木千裕vsクレベル・コイケ」。クレベル「めっちゃうれしい」、鈴木「最高の10年をRIZINに迎えさせる」【RIZIN】
RIZINの10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1弾カード発表会見が11月5日、都内で開催された。 フェザー級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)がクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)を相手に2度目の防衛戦に臨むことが発表された。 2人は昨年6月の「RIZIN.43」で当時RIZINフェザー級王者だったクレベル・コイケに鈴木が挑戦する形でタイトル戦が行われる予定だったのだが、前日計量でクレベルが契約体重を超過したため王座はく奪。鈴木が勝てば王者に認定されるという条件のもと試合が行われ、クレベルが勝利を収め(記録上はノーコンテスト)、王座は空位となった。 この王座をめぐり7月に朝倉未来とヴガール・ケラモフの間で王座決定戦が行われ、ケラモフが王座を獲得。11月にアゼルヴァイジャンで鈴木を挑戦者に迎え初防衛戦を行うも、鈴木がKO勝ちを収め王座を獲得した。
会見でRIZINの榊原信行CEOは「鈴木の前には他団体を含めたくさんの“俺と戦え”というチャレンジャーが列になって並んでいる。一時はベラトールとの対抗戦を模索するなかでピットブルとの戦いの目も出た」と明かしたうえで「10年を締めくくるにはRIZINが自分たちのなかで作り出した極上のカード(がふさわしい)、これは最強のチャレンジャー、クレベル・コイケが鈴木千裕とベルトをかけて戦う。今年の大晦日、僕の中では今、このカードが今年、10回目の大晦日を締めくくるメインカードだと思っている」とこのカードを大晦日に持ってきた意味を語った。 クレベルは「チャンスをもらえてすごくうれしい。1年半ずっと待っていた。榊原さんありがとう、千裕もありがとう。ベルトを獲り戻したいです」、鈴木は「自分はもう納得しているので。前回クレベル選手と試合したときに、ノーコンテストですけど、自分のなかでは悔しいですけど、もう負けを認めているので。大晦日にリベンジして本当のチャンピオンに自分はなるので、それを楽しみにしてくれているとうれしい」とそれぞれタイトル戦に向けての思いを語った。
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