東京都心は10年連続「快晴」 元日の正午の天気 空気の乾燥はいつまで?
今日1月1日(元日)は関東を中心にすっきりとした晴天となっています。東京都心は正午の天気が「快晴」。2016年から10年連続で、元日の正午の天気が「快晴」となりました。新年から気持ちの良い晴天ですが、空気の乾燥が続いていますので、火の元には十分ご注意ください。
元日に10年連続「快晴」 東京都心の正午の天気
今日1月1日(元日)は、冬型の気圧配置となり、関東など太平洋側を中心に、澄んだ青空の広がっている所が多くなっています。 東京都心の正午の天気は「快晴」です。元日の正午の天気が「快晴」となるのは、2016年から10年連続で、ここ最近は毎年のように年明けから気持ちの良い晴天となっています。 ※「快晴」とは空全体のうち雲の量が1割以下の状態のことです。
正月中は晴天と乾燥が続く 次の雨は正月休み明け6日(月)頃か
関東では明日2日~3日の正月三が日も晴れて、初詣日和でしょう。特に明日は気温も高く、日中は15℃近くまで上がる所もあります。3日(金)は少し寒くなり、夕方以降は平野部でも雨や雪の可能性がありますが、降り方は弱く、空気が潤うほどではありません。4日(土)~5日(日)は晴れて、空気が乾くでしょう。 正月休みが明ける6日(月)は天気が下り坂で、午後は広い範囲で雨。7日(火)の午前中にかけて雨が続く見込みです。関東では久々のまとまった雨となり、東京都心で日降水量が1ミリ以上となれば、11月27日以来のことになります。ただ、空気が潤うのも一時的で、8日(水)は再び広く晴れそうです。 関東では12月から極端に雨の少ない状態が続いているため、火の元にはいつも以上に十分な注意が必要です。
空気が乾燥 火事を防ぐには
空気が乾燥するこの時期は、火災発生のリスクが高まります。火災を防ぐポイントは、以下の通りです。 ①たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。 ②ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。 ③台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。 ④電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。 もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。
日本気象協会 本社 日直主任