『ヒロアカ』プロヒーローたちを実写化するなら? “日本人キャスト縛り”で妄想してみた
『週刊少年ジャンプ』(集英社)誌上で10年にわたって掲載されてきた堀越耕平のマンガ『僕のヒーローアカデミア』が、ついに終わりの時を迎えた。とはいえまだまだその人気は勢いを増しており、8月2日からは劇場版最新作『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』も公開され、話題が尽きない。 【写真】ベストジーニスト候補にあがった松坂桃李 そこで今回考えてみたいのが、同作に登場する魅力的なプロヒーローたちを実写で再現したら一体どうなるのか……ということだ。日本の俳優を起用した“妄想実写キャスト”の可能性について、じっくり想像していきたい。 ●エンデヴァー 1人目のキャラクターは、プロヒーローとしてトップの座に君臨するエンデヴァー。オールマイトのライバルにして轟焦凍の父親でもあるが、物語の終盤では“もう1人の主人公”と言いたくなるほどの存在感を発揮していた印象が強い。その見た目や人物像を考慮すると、適役は伊藤英明ではないだろうか。 伊藤はこれまでに頼れるヒーローの役を演じてきた一方、映画『悪の教典』では常軌を逸したサイコパスをその身に憑依させていた。ヒーローの光と闇が同居するエンデヴァーの役には、この上ない人材だ。 ●ホークス 続いて、エンデヴァーに次ぐ実力者であるホークス。巨大な翼で颯爽と現場に駆け付けて人々を助けていく通称“速すぎる男”で、クールで飄々とした性格も大きな魅力だ。そんなプロヒーロー屈指の人気キャラを演じてほしい俳優といえば、今飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍している横浜流星の名前が思い浮かぶ。 一見すると優男のようだが、実は野性味があるというギャップはまさにホークスの器。ひげが似合うというのも、かなり重要な要素だろう。 ●ベストジーニスト またベストジーニストも、実力と人気を兼ね備えたプロヒーローの上位層だ。タイトなジーンズをスタイリッシュに着こなし、8年連続でベストジーニスト賞を受賞しているというクセの強いキャラクターだが、『孤狼の血』や『娼年』などさまざまな代表作をもつ松坂桃李なら上手く演じてくれそうな気がする。183cmの長身でスタイルがいい松坂なら、シルエット的にもベストジーニストに見劣りしないはず。 ●ミルコ ミルコは女性ヒーローでトップの活躍を見せる人物で、その魅力は何よりも“力強さ”にある。ウサギをモチーフとしていながら、鍛え上げた筋肉で戦う肉体派で、言葉遣いや態度も荒々しい。そこで実写キャストとして推したいのが、土屋太鳳だ。 土屋は運動神経の高さからアクションシーンを得意としており、Netflixドラマ『今際の国のアリス』シリーズでは、ハイスピードで格闘を繰り広げたり、コンテナの上から圧巻の大ジャンプを決めたりと、さまざまな活躍を見せていた。同ドラマでの役柄が“ウサギ”役だったことも、運命的だと感じないだろうか。