23歳・朝トレ派女性が作り上げたスタイル抜群の脚線美 「細長い」コンプレックスを筋トレでポジティブに
6月22日(土)、吹田市メイシアターで開催されたSUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)の新人類[関西]&西日本ROOKIE CHALLENGE CUPで、ビューティーフィットネスモデルに初挑戦した黒石二千賀(くろいし・にちか/23)さん。 【写真】黒石二千賀さんのスタイル抜群ボディ&長く伸びた脚
トレーニング歴はわずか半年での出場となった。 「良くも悪くも細身だったのですが、筋肉量が少なくて寂しい身体でした。自分の中では細長いスタイルがコンプレックスでした」 日に日に身体のラインが変化し始めて、メリハリのある身体に近づいていった。 そういった変化が嬉しくて夢中で続けていたのだが、図らずもトレーニングをすることで日常にも良い影響も出始めた。 「毎日、出勤前にトレーニングをするようにしていて、早起きが習慣になりました。それに伴って寝る時間も早くなって、ダラダラ無駄な時間を過ごさなくなりました。あと、朝一のトレーニングで1日のスタートのエンジンをかけることができるので、仕事での行動の早さや判断の早さも付いてきて、仕事の効率も良くなりました」 仕事にも良い影響が出ている黒石さんだが、コンテスト出場に向けた食事制限はなかなか辛かったようだ。 「職場で昼食や飲み会に連れて行ってもらう機会が多かったのですが、ダイエットのためにお弁当を持参していて、昼食や飲み会で何も食べないなどが多かったです。それがとても申し訳ないなと思っていました。また、友人や家族と出かけても『自分は食べられないから』と心から楽しむことができなかったことも辛かったです」 食事制限は食欲を抑える場面もあるが、それによって周りの雰囲気にも影響を及ぼしてしまうかもしれない。黒石さんは食を囲む人たちへの申し訳なさで心がしんどくなったようだ。 しかし、同時にそれは大会へのモチベーションにもつながった。 「ダイエット中は、食事を心から楽しんでできなかったので、『コンテストが終わったら、職場の方や友達、家族と楽しくご飯を食べるぞ!』と思って、食事の予定をたくさん入れました。それを楽しみにダイエットとコンテストを最後ま頑張れました」
「最初は『減量なんてできない』と思っていました。でも自分の輝く姿や応援していただいた方たちを想像して、過去最高の身体でステージに立つことができました。そして今までの人生で一番自分に自信を持てました」 半年前にはコンプレックスだった自分の身体は、今では自分で自信を持つことができた。 「コンテスト出場を躊躇っている方ほど是非出ていただきたいです!」
取材:柳瀬康宏 撮影:岡 暁