【卑劣】逮捕者続出ホストクラブで使用されていたマニュアル『一撃講習』「彼女であること」「昼職であること」「伝票の裏には親の連絡先を」…“素人女性”の女心を巧みに利用し、落とし・脅し・毟り取る、その卑劣な中身とは?
(城咲さん) 「一見さん・素人を狙うのは、ホストとしてのスキルがないから。都条例が厳しくなって、キャッチや呼び込みがダメになって、結局マッチングアプリやSNSしかないんです。その子にだって両親がいて、その先が見えていなくて、イマジネーションの乏しい奴らが犯罪を起こしているわけでしょう。昔は、ちゃんと『夢』を売っていたんですよ。今は『悪夢』を売っちゃっている」
あの“頂き女子りりちゃん”が騙し取ったお金をつぎ込んでいたのも、客を食い物にする“悪質ホスト”でした。 SNSを狡猾に利用し、“店ぐるみ”で女性をからめ捕る―ホスト犯罪が今、新しい局面へと変貌しているのかもしれません。
■「これは完全に強盗・脅迫・恐喝」弁護士が警鐘 被害に遭ったら、すぐ警察へ
Q.女性としては、ホストクラブに行ったこともないので相場もわからないし、彼氏だからいくらか彼が負担してくれるだろうと思いますよね? (弁護士・嵩原安三郎氏) 「『大丈夫だから』『俺が何とかするから』とか言っておいて、豹変するパターンです。親の連絡先などを書くと、真面目な子だから『親に迷惑がかかる』と思ってしまう。そういう子を狙っているんです」 Q.もしお金を払ってしまっても、その後で警察に駆け込む手段はありますよね? (嵩原氏) 「もちろんです。これは完全に強盗・脅迫・恐喝ですから、警察に行けば、すぐに逮捕されます」 Q.怖いから一旦お金を渡しておいて、「実は…」と言ったら、取り返せるお金ですよね? (嵩原氏) 「そうです。だから、もちろんお金を渡す前に、消費者金融に借りに行く時は1人で行くわけですから、そこでヘルプを求めてもいいですし、いつでも助けを求められます。こんな連中は、親のところまで行きません。だから、いつでも、どこにでも逃げられます」 もし同等の被害に遭ったら、すぐに警察に連絡を―。 (「情報ライブ ミヤネ屋」2024年11月1日放送)
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