【卑劣】逮捕者続出ホストクラブで使用されていたマニュアル『一撃講習』「彼女であること」「昼職であること」「伝票の裏には親の連絡先を」…“素人女性”の女心を巧みに利用し、落とし・脅し・毟り取る、その卑劣な中身とは?
被害女性が酔い潰れると、Aは被害女性を連れてホテルへ。そこで、出会った時から秘めてきた“残酷な目的”を宣告しました。 (ホストのA) 「酒、あんなに注文して、払うまで帰られへんで!」
その後、Aは被害女性を連れて、カラオケボックスへ。そこにいたのは、Aの上司・ホストクラブ代表代行のBでした。2人は共謀して、高額の飲み代を請求。被害女性が支払えないことは、織り込み済みです。
そして、最後に―。 (ホストのA) 「消費者金融で金借りられるわ」 (代表代行のB) 「上限マックスまで、借りられるだけ借りるんや!」
Aらは、被害女性を連れて消費者金融3社をはしご。被害女性は、借り入れた約108万円を現金で手渡しました。同等の犯行を、店ぐるみで繰り返していたとみられています。
■『一撃講習』が“独自の教育システム”として店の売りに?伝説のカリスマホスト指摘「マルチ商法や投資詐欺と何も変わらない」
既存客ではなく、一見客から最大限お金を取るためのマニュアル『一撃講習』。その中には、 ■女性を酔い潰す ■伝票の裏書きを必ず書かせる(自分・親の連絡先など) ■防犯カメラに写らないために、消費者金融へは女性1人で入らせる ■「ここまでやってくれる子はいない」と演技 といった内容が書かれていました。また、「消費者金融はデータが出回ってしまうため、一日のうちに何軒も回れ」なども書かれていたということです。
ホストクラブ『Aria(アリア)』はネット上の求人広告で、店の“売り”をこう記していました。 「稼げる環境、好条件をご用意してお待ちしております!独自のオリジナル教育システムで、アナタの可能性を最大限引き出します」 “独自の教育システム”…それが、この『一撃講習』だったのでしょうか―。
(伝説のカリスマホスト・城咲仁さん) 「マニュアルを作っているというのは、やっていることはデート商法やマルチ商法や投資詐欺と何も変わらないですよ」 伝説のカリスマホスト・城咲仁さん。20年前、“聖地”東京・新宿の超人気店でナンバー1ホストの座を守り続けたカリスマに、今回の“事件の深層”を聞きました。
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