【高校受験2025】埼玉県進路希望調査(10/1時点)市立川越(普通)3.56倍
埼玉県教育委員会は2024年10月31日、2025年(令和7年)3月中学校等卒業予定者の進路希望状況調査(10月1日現在)の結果を公表した。中学校等卒業予定者のうち、高等学校等進学希望者は全体の97.2%にあたる6万775人。希望倍率がもっとも高いのは、市立川越(普通)3.56倍となった。 【画像】県内公立全日制高等学校進学希望状況(普通科)
進路希望状況調査は、埼玉県内の国公私立の中学校・特別支援学校中学部、公立の義務教育学校の2025年3月卒業予定者を対象に、進路希望状況を明らかにする目的で10月1日現在の結果をまとめたもの。調査対象校488校。
卒業予定者数は前年(2024年)同期比183人減の6万2,531人。このうち高等学校等進学希望者は前年同期比218人増の6万775人。進学希望率は前年同期比0.6ポイント増の97.2%となった。
全日制高校への進学希望者は、前年同期比0.1ポイント減の5万5,293人。このうち県内の高校への進学希望者は国立193人、公立4万1,284人、私立1万82人の計5万1,559人。全日制高校進学希望者のうち、県内の高校への進学希望者の割合は前年同期比0.1ポイント減の93.2%、県外の高校への進学希望者の割合は6.8%で前年同期より0.1ポイント増加した。
県内公立高校全日制課程のうち、内部進学希望者を除いた進学希望者は4万1,044人。転編入枠と内部進学予定者を除く募集人員3万5,000人に対する倍率は1.17倍。学科別では、普通科1.28倍、専門学科0.85倍、総合学科0.93倍。
学校別でみると、進学希望者の倍率がもっとも高かったのは、市立川越(普通)3.56倍、ついで川口市立(普通)3.21倍。そのほか、市立浦和(普通)2.78倍、上尾(普通)2.49倍、越谷総合技術(食物調理)2.48倍、越谷南(普通)2.33倍、市立浦和南(普通)2.27倍、浦和西(普通)2.13倍、大宮光陵(美術)2.03倍、川越総合(総合)2.00倍が2倍を超え高倍率となった。