【股関節ガチガチはいいことなし】太りやすい原因は股関節?寝たままできて痩せやすくなるストレッチ
「最近太りやすくなった」と感じる方、「もう少しカラダのラインをスッキリさせたい」と感じる方へ。本日はガチガチの股関節の柔軟性を高め、痩せやすくなるストレッチをご紹介します。寝たままできるので運動嫌いな方にもオススメです。一緒にチャレンジしてみてくださいね。 *写真で詳しいやり方を見る→太りやすい原因は股関節?寝たままできて痩せやすくなるストレッチ ■なかなか改善されない「股関節の硬さ」原因となる習慣は? 現代人の多くの方が悩む「股関節の硬さ」。これは、座りっぱなし、立ちっぱなし等、同じ姿勢でいる時間が長いことが原因です。股関節周辺の筋肉を動かしていないぶん、自然と硬くなりやすいのです。 ■■股関節の硬さが引き起こすトラブル 日常生活で行っている基本的な動きに欠かせない股関節。この関節が硬くなると全身の血行が滞りやすくなり、溜まった老廃物や水分がうまく排出できないため、代謝が悪くなってしまうことで、 ・太りやすく、痩せにくくなる ・ボディラインが崩れる このようなお悩みに繋がっていく可能性があります。 ■股関節の柔軟性アップで大切な「伸展」の動きを取り入れよう 股関節は、骨盤の受け皿部分(寛骨臼)に大腿骨の丸い部分(大腿骨頭)がはまり込んでいる球関節で、6つの方向に動かせる自由度の高いところが特徴です。 日常生活の癖で硬くなりやすい股関節の柔軟性をアップさせるには、6つの方向全部にバランスよく動かすことが大事。股関節周辺の硬さが改善し、柔軟性向上に繋がります。今回の記事で取り上げるのはその中でも「伸展」という動きです。上記のような習慣で脚を曲げ、股関節を縮めた状態で長時間過ごすことが多い私達は、反対の動きである縮まった股関節周辺の筋肉を伸ばしてあげる、「伸展」の動きが取り入れてあげることが非常に大切になります。 ①伸展 脚を後に伸ばす動き ②屈曲 脚を曲げる動き ③外転 脚を外側に広げる動き ④内転 脚を内側に閉じる動き ⑤外旋 膝やつま先が外側を向く動き ⑥内旋 膝やつま先が内側を向く動き ■〈みるみる柔軟性UP&痩せやすくなる〉股関節調整ストレッチ ワークを始める前に、仙骨の場所を確認し、ワーク中仙骨を意識するようにしましょう。 ■■やり方 ①仰向けに寝たら両ひざを立て、丸めたバスタオル(もしくはヨガブロック)を仙骨の下にセットします。写真ではヨガブロックを使用してまいすが、バスタオルを硬めにくるくる巻いたもので代用可能です。 ②恥骨を胸の方に引き上げながら骨盤を丸め、仙骨自体を丸めたバスタオル(もしくはヨガブロック)に押し付けるようにします。そのポジションをキープしつつ息を吸いながら両手を頭上に持ち上げながら、片膝を伸ばします。みぞおちから脚の付け根の伸びも感じていきましょう。 ③腰を反ったり、仙骨がバスタオルやヨガブロックからなるべく浮かないようにキープしながら脚を入れ替えます。 ➃余裕がある人は両膝をゆっくり伸ばしてみましょう。このまま3~5呼吸キープします。両膝を伸ばす体制がキツイ方は片膝ずつ3~5呼吸キープして入れ替えるでもOK! ライター/津村早紀(ヨガ講師)
津村早紀