チェルシーの新ストライカーにはジョナサン・デイビッドがオススメ? アンリも語ったその理由とは
よりストライカーらしいストライカー
エンツォ・マレスカ体制となったことで、今夏も積極的な補強に動くと思われるプレミアリーグのチェルシー。新指揮官がどのようなチームを構築するのか現時点ではわからないが、積極的な補強の噂は上がっている。すでにDFトシン・アダラビオヨをフラムから獲得したため、次は攻撃の選手へと目が向いているようで、ストライカーの話題が多くなっている。 しかし、ターゲットは定まっていない。アーセナルも狙っていたとされるベンヤミン・シェシュコはライプツィヒ残留となり破談。アストン・ヴィラの20歳ジョン・デュランからは高給を要求され、アトレティコ・マドリードのサム・オモロディオンは契約解除金が8000万ユーロと高額などいずれもハードルが低くない。 そんななかでリールのジョナサン・デイビッド獲得の案も出てきたようだが、英『football.london』はアーセナルやバルセロナで活躍したティエリ・アンリ氏のコメントを根拠に、デイビッドを獲得するべきだと主張している。 「彼のように背後をとれるストライカーがいれば、よりダイレクトだ。彼はセンターバックが下がるのを見ると、後ろに回り込む。そして、隙間ができたと見るやまた走り出す。また、彼はパワーがあって、接触プレイを好む」 よりダイレクトでラインブレイクもできる、ストライカーらしいストライカーが良いということか。同じく最前線を張れるクリストファー・エンクンクは稼働率に問題があり、最前線ではニコラス・ジャクソンには過度な負担がかかっていた。彼は生粋のストライカーというよりは、スピードを活かしてサイドでも活きるようなタイプであり、よりストライカー然としたデイビッドを獲得できれば戦力になりそうだ。果たしてチェルシーはどのような判断を下すのか。
構成/ザ・ワールド編集部