【DDT】拳王 青木真也は「プロレスラーをやりたがっているMMA選手」 再戦に含み
〝次〟もある? ノアの拳王(39)が、28日のDDT両国国技館大会で〝バカサバイバー〟こと青木真也(41)と邂逅(かいこう)した。 【写真】青木真也をエルボーで削る拳王 戦前から青木と舌戦などで因縁を深めていた拳王は、この日のタッグ戦で激突。開始早々にらみ合い、額を突き合わせると、リング内外で激しくやり合う。試合は自らが拳王スペシャルで青木のパートナー・中村圭吾を仕留めたが、その後も場外で乱闘するなど遺恨を深める結果になった。 試合後、コメントスペースに興奮冷めやらぬ様子で現れた拳王は「オイ、コラ、オイ!」と叫びながらイスやテーブルを蹴飛ばすと「『オイオイ』言ってるけど、結局俺が何を言いたいかって? それは1月1日、日本武道館でみなさんのご来場をお待ちしておりますってことだよ!」。新日本プロレスのKENTAと一騎打ちするノア来年1月1日の東京・日本武道館大会の告知だけをして去っていった。 その後、取材に応じた拳王は青木について「プロレスの形にハマっていないというか〝プロレスラーをやりたがっているMMAの選手〟って感じかな。まあ、新しい刺激にはなるよね」と評価する。だが青木から「今日はアイツが一番楽しかったんじゃない? ノアでアイツに気を使わないでできるヤツはいないだろって。今日の拳王はイキイキしてましたよ」と指摘されたことに「気を使ってないのはここがDDTのきたねえリングだからだ」と一刀両断した。 それでも初対戦を経て「この歳になっていろんな刺激を求めていく中で青木真也と向かい合って、今日で終わりじゃないって思えるような戦いだったな」と再戦の可能性を感じたと告白。最後に、自らも成功しているユーチューブに進出してきた青木に「プロレスにかかわらないでくれ。MMAの話題に絞ればお前は伸びるぞ!」とアドバイスを送った。
東スポWEB