【ラグビー日本代表】帝京大学OB姫野和樹・松田力也ら日本代表6選手が母校の後輩らに「これからの主役は君たち」エール送る
◇帝京大学OB報告会(東京・帝京大学八王子キャンパス) 帝京大学は1日、ラグビーワールドカップを戦った日本代表の帝京大学OBによる報告会を行いました。 【画像】子供たちに指導する姫野和樹選手 主将を務めた姫野和樹選手、堀江翔太選手、松田力也選手、坂手淳史選手、中村亮土選手、堀越康介選手の6人が出席。集まった約1000人の学生やファンを前に、W杯期間中のエピソードや今後の日本代表についての思いなどを語りました。 W杯で一番思い出に残っていることはという質問に、堀江選手は「日本食を作ってくれるシェフが来てくれて、ご飯に全然困らなかった。食事のストレスは一切無かったです」と今大会から日本代表に帯同した西芳照シェフの存在について言及。 一方、堀越選手は「めちゃくちゃ固いフランスパンに当たってしまって、前歯が少し欠けたのが一番印象に残っている」とフランスならではのエピソードを披露し、会場の笑いを誘いました。 スタジアムの光景が忘れられないと回答した中村選手は「初戦のチリ戦では、3万人収容できる会場の1万人が日本人だと聞いた。ここは日本なのでは?というスタジアムの空気感だった」と興奮気味にコメント。 今後の日本代表に向けてというトークテーマの中、世界一になるイメージは沸いたかという質問に、松田選手は「(予選グループで戦った)イングランドとアルゼンチンがトップ4に入ってくれて、惜しいところにいたと改めて思った。今後は高いレベルのゲームを経験していって、強度やプレッシャーに慣れていくことが必要」と4年後に向けての課題を分析。 報告会の最後には姫野選手が挨拶。後輩となる学生たちに向けて「これからの主役は君たち。これからの日本、そしてラグビーを背負って立つという熱意と情熱を持って学生生活を送って欲しい」と熱いメッセージを送りました。