思い出をどこに飾っていますか?家族写真を飾るべき部屋と飾ってはいけない部屋
家族写真は、インテリアに個性と温かさをもたらしてくれるもの。写真が飾られた廊下や部屋を通ると、幸せなひとときが訪れます。しかし、絶対に写真を飾るべきではない部屋と、適度に飾った方がよい部屋があると専門家はいいます。ここでは、デザイナーとエチケットの専門家が、写真をセンスよく、そして意味のある方法で飾るルールをご紹介します。 【写真集】プロが伝授!家族の写真を飾るべき部屋と飾ってはいけない部屋は?
写真はプライベートな空間に飾る
写真はプライベートな空間にのみ飾るべきという古くからのルールがあります。ボストンを拠点とするインテリアデザイナーのリズ・カーンは、これは従った方がよいルールだといいます。「私は、リビングルーム、玄関、ダイニングルームなどには家族の写真を飾らないようにしています。家族の写真は個人的なものなので、プライベートな空間に飾るべきだと考えます」 彼女が写真を飾るお気に入りの場所は、寝室の間の廊下、2階のオフィス、そして寝室です。
でも主寝室は避けて
寝室は写真を置くのにぴったりの場所かもしれませんが、デザインとリノベーションのブログ Chris Loves Julia のジュリア・マーカムによると、主寝室はおすすめしないそうです。「私は子供たちを愛していますし、子供たちの写真も大好きです。でも、寝室をくつろぐ空間にしたいなら、子供の写真を飾るのはやめた方がよいでしょう。ロマンチックなムードやリラックスできる雰囲気が一瞬で消えてしまいます。それに、たまには母親業から離れたいですよね」
バスルームもおすすめしない
Staged To Sell Homeの創設者でインテリアデザイナーのジェイソン・サフトは、バスルームに家族写真を飾らないようにしているそう。「バスルームのようなプライベートな空間で家族写真を見られるのは特別感がありますが、人が集まる場所やよく通る場所に家族写真を飾る方が私は好きです」とジェイソン。また、バスルーム (および脱衣所やキッチンなど)は、大切な写真を危険にさらす可能性があるという意味でもおすすめはしないとのこと。 「バスルームは湿度が高いため、時間が経つにつれて写真が傷み、歪んだり変色したりすることがあります。キッチンは油や食べ物が飛び散りやすく、写真が傷む可能性があります」と Danielle Rose Design Co. のインテリアデザイナー、ダニエル・チプルトはいいます。